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1984年に刊行された『三度目ならばABC』に、幻の未収録作品「はい、チーズ!」を加え、2011年に増補版が刊行された。ミステリーの様々なアイデア&トリックに溢れた、「ミステリーのお手本」。収録作「三度目ならばABC」「電話だけが知っている」「三人の夫を持つ亜矢子」「七人の容疑者」「十番館の殺人」「プールの底に花一輪」「はい、チーズ!」(講談社文庫)
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Posted by ブクログ
2017年19冊目。 1月に既に読んでいたものを、増補版があるとのことなので別途購入。幻の未収録作品「はい、チーズ!」についてはそこまでではなかったけど、内容が既に分かっていてもやっぱり良くできてるなぁ、山本山コンビは好きだなぁ・・と改めて思った。 岡嶋二人作品の中では断トツに美郷が好きです。
山本山コンビが軽快に事件を追っていく。さらさら読めるけど、謎解きはしっかり作られてて、がっかりしない。登場人物も実在してそうないきいきした感じがあってよかった。
上から読んでも下から読んでも名前の読みが同じ、という織田貞夫と土佐美郷の「山本山コンビ」が、ノベルス未収録だった幻の短編「はい、チーズ!」を収録して復活した増補版。 岡嶋二人はこれが初読なのだが、推理のテンポのよさにびっくりした。 論理的には「ちょっと弱いかな?」と感じるところもあるけれど(何しろ...続きを読む、犯人の絞り方がほぼ美郷の直感なので)、推理までの道のりが非常にわかりやすく提示されることに感心した。 解説で薬丸岳さんが書いているように、話ひとつひとつの推理の切れ味がよい。ばっさり切られる、というようなことはないけれど・・・小さくてもよく切れます、ってところだろうか。 登場人物たちの軽妙なやり取りも楽しめて、私としては箸休めにちょうどいいミステリーであった。 読書メーターでぽつぽつ感想を見たところ、美郷のキャラクターがどうも好きになれない、という感想がいくつかあったのだが、私は自身がチビなせいか(^^;)、美郷がちやほやされているのが目に付くことはありませんでした(笑)。 このコンビが活躍するという、『とってもカルディア』のほうも読みたいな~。 岡嶋二人、これから要チェックしておこ。。
ワイドショーで放映される、事件の再現ドラマを制作する織田貞夫(おだ・さだお)と、土佐美郷(とさ・みさと)が、事件の真相を推理する連作短編集。 探偵役の二人の名前が、回文になっているところがユーモラスで楽しいですね。 物語の展開も、会話を中心にしたテンポの良さが感じられます。 軽快さが前面に押し出...続きを読むされていますが、真相に至るまでの過程は、アリバイ崩しに通じるような面白さがありました。
「山本山」コンビが謎解きする短編ミステリー。事件も謎解きもしっかりしていながら、どこかフワッとしたカジュアル感でサラッと読めてしまう。かなり前の本なので時代背景など読み始めは違和感もあるが、読み進めるほどにコンビが好きになっていき、終盤は終わってしまうのが寂しくなった。
『論理型ノッポと直感型チビの凸凹男女によるミステリー』 元々の出版が1987年とかなり昔の作品ですが今読んでも十分キャラが立っていて面白かったです。 ジャンルとしてはユーモアミステリかな。 ただ少しドラマ性が低く、その分論理に振った感じでした。 短編と言う事と展開が重くないと言う事もキャラクターと...続きを読むマッチしていて良かったです。 今回追加された「はい、チーズ!」に関しては他の収録作品と比べると少しキャラクターにぶれが感じられます。 全体を通しての感想としては、当時としては斬新だったかもしれないキャラクターも今読むと新しい何かは感じれない。 事件とその解決も驚天動地といった話では無い。 しかし、主役の二人は憎めないキャラクターをしているし、同様に話も素直に作られており、重くなりすぎず進むのにも好感を持ちました。 短編集と言う事もあり、時間が空いた時に気楽に読むのには良い作品だと思います。
土佐美郷と織田貞夫の「山本山」コンビ。引っ掻き回す美郷に振り回されながらも真相に到達する貞夫の苦労人ぶりが面白い(笑)
プロットはまずまずなのですが、 文章力が不足だと思います。 2時間ドラマのネタに使えばちょうどいい感じだと思います。 「プールの底に花一輪」のトリックはもっと膨らませれば面白い。
かつて岡嶋二人の作品ばかりを読んだ時期があったが、これは記憶がなかった。「山本山」の二人による謎解き連作。独特の軽いタッチだが、よく練られた作品だと思う。
一人で考えても発想に限界。二人の個性がぶつかり、発想が止揚する。二人が化学反応のように合作する。そのようにして「おかしなふたり」の岡嶋二人ができた。 「電話だけが知っている」の制作過程が説明されていて興味深かった。 しかし多忙さの中で化学反応をする時間が取れなくなり、歯車が狂っていく。後半の「衰...続きを読む」への下り坂は痛ましい。
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