地名に隠された「東京津波」

地名に隠された「東京津波」

770円 (税込)

3pt

東京の高低図に照らして地名を探りながら、東京の地形と地名の安全度、危険度、震災への心構えを、読者に「立体的に」また「蘊蓄をもとに」気づかせようというのが、本書のねらいである。

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地名に隠された「東京津波」 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    東京は高層ビルが立ち並んでて土地の高低感がなくなってしまってるんだけど、実際歩いてみたりしたところを振り返ると結構坂とか多いんだよね。そういった東京の地形を振り返りつつ地名を考えてみるとなるほどと思うところが多い。
    東京だけでなく全国にも通じるところがあって、例えば亀という地名は水の中に浮かぶ亀の甲

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    2018年07月25日

    Posted by ブクログ

    確かに東京はアップダウンが激しいね。渋谷とか確かに三方高台だし、後楽園とか丸ノ内線はいきなり地上出るしね。
    安全なのは甲州街道、青山通り、春日通、中山道。
    地名でやばい場所わかるとの事で、うちの谷河内なんか、ホント最悪だわ。谷で川で内だもんね。ホント引っ越そうかなと思う。
    神田川の支流で飯田橋付近に

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    2013年10月30日

    Posted by ブクログ

    「もし東京に10mの津波が押し寄せたら、東京はどこまで沈むか?」その仮定に拠ったシミュレーションを試みた一冊。関東大震災後の大正時代に刊行された「東京市高低図」を使用して、その土地の持つ名称を絡めながら警鐘を鳴らす。一部地名の解釈が強引じゃない?と思う面もあるけれど、大きく見て危険を理解し、安全対策

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    2012年05月31日

    Posted by ブクログ

    『地名とはそもそも何であるかというと、要するに二人以上の人の間で共同に使用せらるる符号である。』(柳田国男)
    地名の内容は、社会から暗黙のうちに認められていたものだが、世が変わるにつれ、内容は忘れられ語音だけが残る。
    かつて水の都だった江戸も、埋立てや暗渠によって海や川が隠蔽されているが、地名からそ

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    2012年04月30日

    Posted by ブクログ

    古地図本。都心部を高さ10mの津波が襲った場合に水没することが想定されるエリアをシミュレーションしている。

    江戸以前の都心部各地の川、池、沢、谷、沼などの配置から、土地本来の地勢・水との距離を記述。坂、道の記述は割愛されている。

    20〜30年前には台風で五反田一帯が床下浸水とかしていたことを考え

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    2012年02月20日

    Posted by ブクログ

    100年前の東京市高低図をヒントに洪水の多いところ、そうでないところを解説していく。想像の通りだが、それなりに勉強にはなる。

    冒頭に東京湾津波10mで妙に煽っているが、地名と由来を解説する3章以下が参考になる。

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    2023年10月15日

    Posted by ブクログ

    書名から期待した満足感は得られなかった。それは津波にまつわる地名が都内に存在するというものではなかったからだ。東京の水にまつわる地名は、区画整理や住居表示の合理化で失われているものが多そうだが、そのあたりの言及も少ない。本書で紹介された深川の波除碑も、津波ではなく高潮の痕跡を示すもの。東日本大震災直

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    2020年09月26日

    Posted by ブクログ

    地名を解説していってくれるところが、詳細なのはありがたいけど、少し長い。


    でも内容は、それなりにためになるのではないかなと。


    東京の土地勘や地図が頭の中にないと少し厳しい。


    しかし、それ故に、これから東京を歩くときに様々な観点を意識するようになると思う。


    地名、高低差、河川等の水環境

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    2013年01月04日

    Posted by ブクログ

    地名の中にさまざまな土地の情報が含まれている。
    「名は体を表す」とは、このことのようだ。

    前から気にしていた「五反田」「渋谷」の地形がわかって面白かった、

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    2012年02月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    3.11以来、地震関連の書籍に手を取ることが多くなった。この本は、地震が来たときの津波の被害が想定される地域を明示しつつ、その土地の由来や地形についても詳しく述べられている。古地図が大好きな私にはたまらない一冊だった。

    東京は坂が多い土地であるという。確かに地名も「道玄坂」「宮益坂」「赤坂」などす

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    2012年03月02日

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