処刑列車

処刑列車

726円 (税込)

3pt

朝のラッシュアワーを過ぎた頃、東海道本線、小田原始発・東京行きの『快速アクティー』が、茅ヶ崎・平塚間の鉄橋で突如停止した。何者かによって乗っ取られたのだ。『この電車は彼らが占拠した』。自らを彼らと名乗る犯人グループは運転手と車掌を射殺し、すべての乗客を一部の車両に閉じこめた。そして、殺戮が始まった──。無差別な悪意が暴走する戦慄のホラー!

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処刑列車 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2018年07月10日

    大石圭の初期作品で、単行本は1999年に河出書房新社から刊行。
    以前に読んだ2002年の大石作品『自由殺人』も強烈なパニック・サスペンスでしたが、これも素晴らしいパニック・サスペンス。
    角川ホラーで、『リング』『呪怨』を思い浮かべる人には全く向いてない、1970年代のホラー映画のような理不尽ホラー。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ぅちにはちょっと難しい箇所もあったけど、おもしろかった。
    大石圭さんの本で初めて読んだ一冊だった。
    これを出会いにめっちゃ読み漁ってる。笑

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    Posted by ブクログ 2011年02月16日

    大石圭ワールドと云える作品。読み始めから引き込まれます。列車で起きる殺戮…絶望感や焦燥感といった負の感情がよく表れていて好きです。やはり有りそうで無い設定がうまい人だ。ただ、動機がなぁ。。

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    Posted by ブクログ 2010年12月22日

    出生率0に続き、読んだ大石圭。
    これまた中学2年生のころ。すなわち平成8年。
    あのころのうちにとって、衝撃的!でした。
    5分の2。
    ありえそうでありえないだろと思いつつ
    どこかで起こりそう。
    あのころの感想:そこまでして子供ってほしいものなのか?

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    ホラーが苦手なあたしでも読める作品。相変わらず残虐な表現多いな。乗客の生き残る為に手段を選ばないのだが、人間、追い詰められると理性は失われるんだなぁと実感。読んだ日:2005年5月17日

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    Posted by ブクログ 2017年03月14日

    どこにも救いがない物語。
    なぜ自分が殺されなければならないのか、わからないままに奪われていく命。
    生き残るために乗客たちはさまざまな行動にでる。
    けれど、犯人たちの行動はそんなものでは止まらない。
    徹底した究極の「悪意」に対抗できるものなんてあるのだろうか?
    誰もが持っているかもしれない「闇」のよう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年08月22日

    最初はおおっ!

    誰が犯人かが分からない、殺戮の真意がわからない、この展開は?
    どきどきはらはらで前半を終わり、さ、つぎはつぎは?と思った後半‥


    えー?
    犯人、そこ?
    しかもその理由、それ?

    一気に説得力を失い失速するストーリー。
    期待がでかかった故に、ガッカリ度もアップ。


    ‥だから、大石...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年11月12日

    この作品は、まさに人間の狂気の恐ろしさをあらわした作品だと思います。線路沿いに停車した列車の中で、自らを”彼ら”と呼ぶ犯人たちが乗客達を次々に”処刑”していく様は、ある意味では幽霊が登場するホラー作品より恐ろしいと私は感じます。さらに、物語の終盤になるにつれて犯人たちの正体や目的などが明らかになって...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    面白いが、「彼ら」と仲間達との関係性があいまいで、随所に詰めの甘さが感じられ残念。是非、映画版をみてみたい。

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    Posted by ブクログ 2009年10月04日

    死を恐れていない殺人団体って怖い。
    何で怖いか?
    生きたい人間は、死んでもいいと思っている人間の行動の予測ができない。
    わからないものってすごく怖い。

    悪意って、誰しも持てあましつつ同居せざるを得ない代物で、最悪の想像をしつつ相手の不幸を願う、そんなことをした後は、ふっと笑って
    「なんてね」と呟い...続きを読む

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