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Posted by ブクログ 2020年08月12日
朝井まかての本を初めて読んだ。心地よい。次はデビュー作から順に読んでみたいなと思った。
「季節の中で風がいちばんうまいのは、夏の初めだ。」という文章で物語は始まる。これは題名にあるちゃんちゃらが口癖のちゃらの言葉。浮浪児だった彼は庭師辰蔵に声かけられ、庭師としての修行、腕をあげていく。序章から第一...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月11日
植物や庭師の仕事へのアプローチがとても詳しくて面白い。
主役のちゃらが良い。お百合も可愛い。師匠がかっこいい。敵役が悪い。
意外な人が意外な動機でそういう結果になるどんでん返し。ひどいことになるけど、そうか、と思ってしまう。憎めない!
人情もあり、伝奇的でもあり、お仕事小説でもあり、可愛い恋模様もあ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月19日
朝井まかてのデビュー2作目。
江戸時代の植木職人の世界を描くという点では、1作目と共通しています。
大名屋敷が集まっている江戸では、庭園づくりに熱が入り、庭園都市になっていたというのが面白く、言われてみればなるほど、と。
江戸は千駄木町の「植辰」の親方に拾われた浮浪児のちゃら。名前もなかったが、ふ...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年08月28日
江戸時代。
跳ねるように身軽な若い庭師の成長物語。草木や水、石、光、空気まで想像できる瑞々しい文章。
と、思って読んでいたら…。だんだん不穏な方向へ話が進んで、これってアクション、ミステリーなのか?
とっても面白い本に出会えたという嬉しい気持ちの反面、なにか物足りない、いや、多過ぎるんだと感じまし...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年06月13日
時代は江戸、庭師 植辰 で修行中の 「ちゃら」
親方たちとあちらこちらで庭をつくる。作庭にいそしむなかで
恐ろしい陰謀が、植物の好きな人、庭が好きな人にはオススメですよ、まるで行間から庭が見えるようです。
「季節の中で、風がいちばんうまいのは夏のはじめだ」
新緑、緑があちこちで風にそよぐ、今の...続きを読む
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