殺人勤務医

殺人勤務医

小説・文芸
715円 (税込)

3pt

中絶の専門医である古河は、柔らかい物腰と甘いマスクで周りから多くの人望を集めていた。しかし彼の価値観は、母親から幼いころに受けた虐待によって、大きく歪んでいた。食べ物を大切にしなかった女、鯉の泳ぐ池に洗剤を撒いた男。彼は、自分が死に値すると判断した人間を地下室の檻に閉じこめ、残忍な手段で次々と殺していく。猟奇の陰に潜む心の闇をリアルに描き出した気鋭の衝撃作!

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

殺人勤務医 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    2011年7月31日、再読。

    ストレス解消のための本。

    刑事的な罰に問えなくても、個人的に何か罰を与えてやりたい…世の中にはそう思わせる人間がゴマンといる。

    殺害される不届き者を、実在する不届き者を思い浮かべながら読むのは、きっと俺だけでは無いはず。

    主人公の狂気にゾッとする。

    0
    2011年07月31日

    Posted by ブクログ

    大石さんの作品で最初に手にとったもの。
    この本を読み、小説を読む楽しさを知りました。
    文章に引き込まれ、読めば読むほど情景が脳裏に浮かびます。

    0
    2009年11月25日

    Posted by ブクログ

    わたしが初めて読んだ大石さんの作品です。
    プロローグを読むだけで、頭の中に情景が浮かんできます。
    読み終わった後、まるで映画を観終わったような感覚がしました。
    この作品で、わたしは彼のファンになり、小説家を目指すようになりました。

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    読みやすいし章立てされてるから一気読みできる。
    主人公が人殺し以外の倫理観に対しては結構全うで有能なのがポイント高い。
    文章のところどころに僕は生粋の殺人鬼なのだって書かれているのは、必殺仕事人的とか勧善懲悪っぽく感じにならないようにしているんだろうか。
    あとめっちゃ飯の描写とポルシェのプレゼンうまい。
    悪の教典のハスミンもこれくらい優秀だったら・・・。
    あと中絶に対する民族知識があるのもポイント高いです。
    タイトルと表紙はおぞましいけどサクッと読めるしそこまで怖くないのでおすすめですね。

    0
    2025年04月01日

    Posted by ブクログ

    最初タイトルだけを見て、大量殺人を行いつつも表では医者として振る舞っている人の話なんだろうな、と思っていた。
    これは半分正解で、半分不正解だった。

    あの医者は、医療行為は、ある意味”大量殺人”であることを否定しきれない。
    既に人権を得ている人の為に作られた。

    そしてこの作品の描写を読んでいるうちに、手に入りにくくなっているのは仕方ないな、とも思うようになった。
    他のサイコサスペンス作品を読んでいても、グロい表現はいくらでもある。
    ただ、この作品は、”グロい”という言葉一つで済まされないものがあったのだ。

    本作ではある意味では1人の犠牲者、とでも表現しておこうか、から始まる。
    そこから数十人飛ばして、唐突にその先を見ることができる。
    けれど300ページの内容には、きちんと過去どのようなことを行ってきたのか、も簡略した形ではあるものの、記載されていた。
    そして、とある医療行為のことについての歴史にも触れている。

    主人公がよく微笑んでいる描写がある。
    きっとそれは自分で自分を守るための、うまく社会に溶け込むための、所謂処世術ではないか、と思う。
    それと同時に、何かを隠しているかのような。
    自分自身の中に膨れ上がっている感情を抑えているような。
    そんな印象を受けた。

    最後はほぼほぼ誰か、というのが分かった。
    けれど、その後どうなったか、なんてことは描かれておらず。
    彼はあの物語の中で、自分が行った行為についていつか逮捕される、ということを確信に近い考えを持っていた。
    そして、決して自分はヒーローではないことを。
    自分のルーティーンに”殺人”が組み込まれているだけ、だということを。
    その言葉に別の意味でいえば、間違いではないのだ。

    たびたび、自分が逆にこの主人公と同じ立場だったら、と思う。
    あの状況から頑張って脱出して、医者としての地位を持ち。
    ただコンプレックスを抱き、常に誰かを憎む。
    頭の中が壊れそうだ。
    だからこそ、日常生活はゆったりとしたような描写なのかな、と思う。
    常に何かを考え、次の殺人のことについて考え。
    そんなことをずっと考えていたらきっと疲れてしまう。
    そのためのこだわりなのか。
    ゆったりとした、優雅な一日を描いている。
    それとも、そんな主人公でも残虐なことをやっている、という対比なのか。
    私は前者なのかな、と感じた。
    そこは人それぞれだと思う。

    これは決して人には薦められない。
    得手不得手がはっきりとしすぎていて。
    それでいて内容も人を選ぶだろう。
    だけれども、サイコサスペンス小説が好きな人には少し手にとってみてもいいかもしれない。
    そんな作品であると同時に、この著者である大石圭さんの他作品を読んでみたくもなった。

    0
    2021年12月28日

    Posted by ブクログ

    主人公のバックボーンを追うストーリーと、殺人行動の対比が面白い。
    また、中絶専門医という設定も面白い。

    0
    2020年06月10日

    Posted by ブクログ

    初めての大石圭作品。
    たしかに主人公の行動は社会的に許されるはずもないが、何というか彼の考えも根底のところでは理解できてしまうという不思議な感覚を覚えたのも実際のところである。
    私自身にもひょっとしら、根底には彼のような思想が埋め込まれているのかもとも思うが、それはきっとこの先も一生表には出てこないであろう。

    0
    2016年07月27日

    Posted by ブクログ

    もっとグロいかな、と思ってたけど、案外さわやかに(?)読めた。中絶について考えさせられる。それを殺人と考えるかどうかは人それぞれだと思うけど、堕胎を認めている以上、こういう職業の人は必要になるもんね…。

    0
    2011年06月15日

    Posted by ブクログ

    地下室での様々な殺人。
    色んな手法があるもんだな〜と変な感心をしてしまった。
    グロさはさほど感じず。


    何人も殺す彼を責めきれない気持ち。
    むしろ捕まらないでくれとさえ思った。

    0
    2011年02月08日

    Posted by ブクログ

    実はきっと、その行為に理由はあるのだと思う。
    幼少の頃の嫌な記憶。
    しかし本人は理由は無いという矛盾。
    彼が院長を愛しているのは母親に似ているから。
    母親を許せなかったのは、新しい家庭で、幸せに、息子と暮らしているから。
    究極のマザコンだと思う。
    人をころす理由はないと淡々と言っているけれど、本人の自覚が無いだけで、実はものすごく人間的なのだと思う。

    0
    2010年08月07日

殺人勤務医 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

角川ホラー文庫 の最新刊

無料で読める 小説

小説 ランキング

大石圭 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す