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ベテルギウスの超新星爆発が迫る!?
冬の夜空を彩る人気星座「オリオン座」。その中でもひときわ目立つ1等星「ベテルギウス」は太陽の1000倍の直径を持つ巨大な恒星だが、星としての寿命を迎えた「赤色超巨星」という状態になっており、すでに「超新星爆発」を起こしている可能性もある。地球から約640光年という、宇宙の中では近い位置にあり、640年前に爆発していれば、今この瞬間にも爆発の様子が見られる可能性があるのだ。ベテルギウスが爆発すると、満月の100倍のまぶしさで輝き、昼間でも肉眼ではっきり確認できる。この状態が3か月ほど続き、その後は次第に暗くなっていき、4年後には肉眼では見えなくなってしまう。オリオン座は右肩を失ってしまうのである。これほど近い距離での超新星爆発は、これまでわからなかった宇宙の仕組みの解明にもつながると、世界中の天文学者がかたずをのんで見守っている。超新星爆発とは何か、爆発の観測で何がわかるのか、人間に害はないのか、爆発した後はどうなるのか…。最新の研究結果から、超新星爆発にまつわる様々な宇宙の謎をわかりやすく解き明かす。
Posted by ブクログ 2017年12月03日
まもなく寿命を迎え超新星爆発をするといわれているベテルギウス。果たして新星爆発が起こったらどうなるのか? 素人にも分かるように書かれていて、とても楽しく読むことが出来ました。
でも、一番ワクワクしたのは最終章で語られる、宇宙で生まれる物質を知ることが生命誕生の秘密を紐解くことに繋がるという話です。人...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年03月03日
星空、天文学が好きな自分にとってオリオン座のベテルギウスがいつ超新星爆発するのかとっても興味がある。そんなこともあって本書を手にとってみたが、本書はとても分かりやすく説明をしてくれていた。宇宙の始まりや、ダークマター、ダークエネルギーの話、とても興味深い。これから星空宇宙天文検定を受験する自分にとっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年02月28日
冒頭に描かれるベテルギウスが超新星爆発を起こした日の架空レポートに興味をそそられたが、本書は宇宙や天体に関するまっとうな解説本。恒星の仕組みや生涯から未知のダークマターまで一通りの宇宙論を一般向けに簡潔かつ易しく説明していて、入門書として最適。
それにしても、一時期、今にもベテルギウスが超新星爆発す...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年07月07日
七夕の夜には、こんな本を。
「織姫星」は、こと座のベガで0等星。「彦星」は、わし座のアルタイルで1等星。それぞれ、地球から わずか25光年と17光年の近距離にあるから明るく輝いて見える星です。640光年のオリオン座のベテルギウス。超新星爆発が迫っており、いつ爆発してもおかしくない。今見えている光は6...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月14日
オリオン座はすでに消えている、というタイトルですが、ベテルギウスの超新星爆発を中心にした、天体に興味を持とう、的な本。冒頭は超新星爆発が起きたときのシミュレーション、というか物語で、全体そういうノリでいくのかと思いきや、超新星爆発の解説と、後の方は天体観測技術の説明。もう爆発してしまっているか、それ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月04日
冬の夜空を彩る人気星座「オリオン座」。その中でもひときわ目立つ1等星「ベテルギウス」は太陽の1000倍の直径を持つ巨大な恒星だが、星としての寿命を迎えた「赤色超巨星」という状態になっており、すでに「超新星爆発」を起こしている可能性もある。地球から約640光年という、宇宙の中では近い位置にあり、640...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年03月17日
現在私たちが見ている星たちは、もう何万年も前の姿であり、
今この瞬間はもうないのかもしれない。
子供の頃にそんな話を知り、衝撃を受けた人は多いだろう。
本書ではその話をもう少し具体的に解説してくれる。
対象になっているのはオリオン座の一等星ベテルギウス。
東京都内でもはっきり見えるため、なじみ...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年01月23日
とりあえず、3章まで読んだ。
(全てがベテルギウスについて書かれているわけではないため。)
最も知りたかった超新星爆発と星の誕生について書かれているのは3章まで。
いくつか知らなかったニュースを知る事ができたのは読んでよかった(^-^) (すばる望遠鏡を使った銀河系外での超新星爆発の偏光の観測な...続きを読む
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