朝のこどもの玩具箱(おもちゃばこ)

朝のこどもの玩具箱(おもちゃばこ)

544円 (税込)

2pt

父を亡くし若い継母と2人暮らすことになった高校生、目覚めたらシッポがはえていたイジメられっ子の小学生、人間界へ潜入中に女性と恋仲になってしまった雄キツネ──希望がきらめく瑞々しい少年少女の気持ちがギュッと詰まった、まさに小説の“玩具箱”。新聞連載された12話の中から6話を採録。もう6話を収録する姉妹篇『夜のだれかの玩具箱』と併せて、幅広い作風のあさのあつこワールド入門にも最適な短篇集。一話ごとに寄せる想いを綴った【自作解説】付き。

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朝のこどもの玩具箱(おもちゃばこ) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2013年04月08日

    どの作品も、ふわーと映像が浮かぶような感じです。

    中でも、『ぼくの神さま』が好きでした。
    遠い国、過疎の村で生きるフユン。
    自分の中の自分の神様の声を信じ、常に、「どうすればいい…」と聞きます。
    お父さんが、「本気で尋ねれば、必ず答えてくれる」と教えてくれたから。
    真っ直ぐで、誠実に生きようとする...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月24日

    夜とセットで購入、先に朝からよみました。
    明るいあさのさん、ってかんじ。
    夢とか希望とか、楽しいこととかそういった感じの明るいもので溢れた、まさに「玩具箱」

    個人的には1話目が好きですね。
    はぁい、と柔らかい返事をするお母さん、何となく想像できて、それでふんわり暖かくなるお話だと思いました。

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    Posted by ブクログ 2013年02月06日

    短編集。その名の通り玩具箱のよう。子どもの心理書かせたらこの人の右に出る人いないんじゃないかな。その他どれもじんわり温かくなる話ばかり。目頭が熱くなっちゃった。

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    Posted by ブクログ 2014年07月20日

    恋愛小説、児童文学、SFと、様々なジャンルの作品が詰め込まれたまさに「玩具箱」のような短編集でした。 改めて、あさのさんの少年少女の心理描写は上手いなあと感じました。 一緒に購入した「夜のだれかの玩具箱」も楽しみです。

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    Posted by ブクログ 2013年10月04日

    人間の醜さを考えさせる作品でした。
    特に「しっぽ」と「この大樹の傍らで」がそうだと思います!
    クラスに必ずある「いじめ」
    そして、今私たちが直面しいている「環境破壊」
    どちらも今の私達の問題であり、考えるべき事なのだと感じました。

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    Posted by ブクログ 2012年11月12日

    題名の通り、色々なお話し6編の玩具箱のような本でした。キツネ世界の安泰のため、人間に化けて紛れ込んで暮らすのですが、そんなキツネは人間に恋をしてしまいます。(孫の恋愛)朝起きたらしっぽがはえてて、でもいじめっ子にそのしっぽを刺すと言うことを聞いてくれる。みんな自分の思い通りになれ!ってしっぽを使いま...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月07日

    すごいなぁ‥。
    それぞれ全く違う世界を描いた6つの物語。
    読み始めてすぐに物語の世界に引き込まれてしまう。

    「謹賀新年」の優しさにほっとして、「ぼくの神さま」のフユンの行く末にハラハラした。続きが読みたい!
    そして「この大樹の傍らで」、勝手に結末予測していたのだけど、それよりももっとずっと素敵なラ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年08月15日

    各、六篇の話しによって内容や設定も違っていてとても良かったと思う。個人的には第5篇の「しっぽ」が一番おもしろかった。人に流されることなくしっかりと自分の意志で行動することの大切さを知ることが出来た。

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    Posted by ブクログ 2013年08月16日

    「本当に大切なこと」を教えてくれるお話がたくさん。

    「謹賀新年」
    父の突然の死により、若い継母と2人で年越しする女子高生。血縁はなくても、お母さんと呼べなくても、あったかい関係と、そこに不在の父がせつない。エピソードの一つ一つがほっこりして、その分悲しい。

    「ぼくの神様」
    水俣病だったりイタイイ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年02月27日

     読み終わった時点でどんな話があったかあまり覚えていない。「がんじっこ」が共感できた。バリバリのがんじっこにはなれなくても肝心な時にがんじっこになりたいものだ。

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