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Posted by ブクログ 2013年02月09日
タイトルが何か教訓臭いのが残念である。内容は、現在の貧困や問題点を指摘しているので、この本を読んで卒論のテーマが見つけられるであろう。上海がOECDでトップになったのは、成績のいい学校を悪い学校を一緒にして、更に最下位の成績の学校には一番いい教師を入れた、ということはほかでまったく説明されていないこ...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年09月26日
日本社会はこのままで良いのかと警鐘する著者の思いが詰まった一冊です。
教育学者の本田由紀、フリーター・ニート問題に詳しい玄田有史を足して二で割った感じでしょうか。「日本社会」といった漠然とした分野を扱っていますので、上2名の著書を併せて読むと、更に理解が深まると思います。また、西條剛央『人を助けるす...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月07日
「社会人とは何か」から学生や企業人が「社会人」になれない状況を描く。その原因を自己責任論におき、それが自己否定や社会参加意識の低さに繋がっている、と捉えていると思う。様々な社会参加の事例を描いており、よく整理されているとは思うが、根深く巣食っている経済中心主義を現実に克服していけるのか、疑問ではある...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月14日
誰もが社会の一員としての自覚と誇りを持ち、議論をして、少しずつ良い方へ良い方へと変えていくことができる。自分たちがコントロールするという意味での民主主義礼賛の書。
自分のこと、自分の好きなことを大切にしたい。
同時に働いてお金を稼ぎ、生活することができる。社会の一員として誰かの役に立つという選択が...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年11月23日
昔は社会に無理にでも属さなければ生きていけなかった。でもいまは生産性が向上し、個人としても生きていけるようになったが故に、社会とのつながりに無関心な人が多い。
筆者の主張は確かにそうだと思うけど、肝心な「ではどうしたらいいか」が曖昧。
大雑把に言うと、利益追求の考えに走るのではなく、想像力を持っ...続きを読む
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