勝てないアメリカ 「対テロ戦争」の日常

勝てないアメリカ 「対テロ戦争」の日常

902円 (税込)

4pt

4.1

圧倒的優位にあるはずの米軍が「弱者」に翻弄される。衛星通信を使った無人の爆撃機や偵察ロボットなどハイテク技術を追求するが、むしろ犠牲者は増え続け、反米感情は高まる。負のスパイラルに墜ちた「オバマの戦争」。従軍取材で爆弾攻撃を受けながら生き延びた気鋭の記者が、綿密な現場取材から、その実像を解き明かす。

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勝てないアメリカ 「対テロ戦争」の日常 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2020年09月03日

    2001年のニューヨークでの大規模テロを受けてアメリカはアフガニスタン、そしてイランへと派兵し戦争を継続してきました。軍事力の質・量では圧倒的な米軍が大きな犠牲を払っても勝利を得られない現実を様々な角度から報告する1冊です。4部構成となっており、1章は帰還兵が直面するTBI(外傷性脳損傷)と呼ばれる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月26日

    著者が毎日新聞のワシントン特派員であった時に、
    ①負傷兵へのインタヴューを通じて外傷性損傷という見えない傷
    ②従軍取材でみた基地の日常を通じてメディアがうまく米政府に利用されているか?のレポート
    ③従軍取材時に即席爆破装置による被爆体験と「持てる者」と「持たざる者」の間で繰り広げられる泥沼化する非対...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年12月25日

    MRAPや軍病院などゲーツさんの自伝で見た懐かしい単語が出てきた。現場でのあるいは帰国してからの米兵の苦しみが生々しい。外傷性脳挫傷TBIは初めて知った。実際に対テロ戦争の現場を取材してIED攻撃を体験しており、その話も面白い。

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    Posted by ブクログ 2015年01月28日

    時間切れ タイムリーだった ISとのこれまでのこと少しわかります アメリカに巻き込まれるのはごめんです

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    Posted by ブクログ 2012年12月13日

    米軍はあれだけベトナム戦争で苦労したのに2007年になる直前まで不正規戦、戦闘員と非戦闘員との区別がつかないような戦いを行うマニュアルもなかったそうだ。しかし、地元の役に立ち、住民の支持を受けながら戦いを終わらせると言うが、頼んでもないのにテロ撲滅という題目でやってきて戦争を始めて勝つことなど、どう...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年10月05日

    長いと感じましたが、これぞジャーナリストのカガミと思わせてくれる。しっかりた視点があり、ひとりよがりも無く、正確なレポート。独断もなく、分析力もあり、的確にアメリカの現在を呼んでいると思う。
    対テロ戦争がどのようなものであるかよくわかった。

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    Posted by ブクログ 2012年12月28日

    テロとの戦いと称してアメリカはアフガンに軍隊を派遣している。
    戦地から戻ってきた兵士たちの多くがTBIという見えない疾病に悩まされているという。外傷性脳損傷。記憶障害や光に過敏に反応する、イライラなどの症状が出るとのことだ。そして、このTBIの原因と考えられているのが、IEDだという。即席爆破装置の...続きを読む

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