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地球は謎の塊である。その塊からエネルギーを次々に獲得し、万物の長となった人類は、今やエネルギー中毒に罹っている。なぜこんなことになったのか? そもそも地球の定員は何人か? 宇宙から飛来した石油の源、毒ガス開発学者が生み出した新肥料、未来の新エネルギー……第一線の地球科学者が工学、文化人類学、文学などの広範な最新知見を縦横に駆使し、壮大な物語を綴る。科学と文明史が見事に融合した快作。
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Posted by ブクログ
エネルギーを軸に、地球史・人類史を説明した本です。 著者の専門からはちょっとはずれた内容のようですが、すさまじいほどの博識ぶりを遺憾なく発揮していると思います。 エネルギーという一貫したテーマで、ここまで大きなことから小さなことまで広く語れる人は、なかなかいないんじゃないでしょうか。 とく...続きを読むに、石油・石炭などの化石燃料については、いい勉強になりました。
この地球上で人類が生きていく上で、エネルギーの確保について再考させられる本。大河内直彦の本は読みやすく分かりやすく楽しい。
「いいから、読んでみろ」と言いたくなる、圧巻の語り口。エネルギーに関する史実、科学的事実を興味深いエピソードを交えながら書き上げた本書は、今年読んだ中ではいまのところ、最も面白かった。特にエネルギーの変遷について、大きな流れ以外について、一応は専門である私も知らなかったことも紹介されており、網羅的に...続きを読む、しかも、楽しく知ることができる(私もこういう授業や執筆ができるようになりたい…)。同じ著者の「チェンジング・ブルー」も評判がよいのでこれから読むのが楽しみだ。
大河内さんの新書。 エネルギーを主軸に人間生活・産業活動の推移を描写。 控えめながら「あとがき」には科学者論も。
まず前提となる地球のエネルギー総量と農耕に頼ると地球の定員は窒素の量であることが書かれいます。 ハーバー・ボッシュ法の窒素肥料がなければ現在の70億人の人口はなかった。 石油や石炭などがどのように発見され使われてきたかが書いてあります。 脱原発は燃料を海外から輸入し続けて公害問題を受け入れて火力発...続きを読む電に頼るか横浜駅と浅草寺を一辺とする正方形の面積のパネルを設置する太陽光発電をするぐらいでないと現在の生活は維持できない。
エネルギー問題もさることながら人工窒素の問題もあることを知った。 あと日本人はアメリカ人に比べておならのメタンの含有量が少ないのでおならが臭いことも知った(゚д゚( 人 ) =3 ブッ
地球上の生物の生息に不可欠なエネルギーの本質とは何なのか、ということが本書のテーマである。 素人にも判りやすい表現になっており、論理的で説得力があった。 人類の「都市化」という現象がエネルギー連鎖破壊の大きな要因になっていることは興味深い。この問題への解決が今日のエネルギー問題の本質ではないかと感じ...続きを読むた。
最初の章は、具体的な数字で地球規模でエネルギーの終始を説明してるので、数字が出てくる理科が苦手な人はページをめくる手が止まってしまうかもしれないけど、その後の章では石油・石炭・天然ガス・原子力などについて、エネルギーを生み出す機構や人類の歴史との絡みが分かりやすく書かれてます。 人類が石炭や石油を...続きを読む大量に使い出したのはここ100~200年くらいだけど、なにがしかの方法で利用したのはかなり古く、先史時代にまでさかのぼるそうで。 このあたりの話は全く知らなかったので興味深く読めました。 東日本大震災と福島原発事故で国のエネルギー政策が見直しを余儀なくされている昨今、この本で今一度エネルギーについての理解を深めておくのは良いことかと。
素晴らしかった. 今改めて考えないといけないエネルギーの問題の根本について地球科学の立場から書いた本. と,書くと堅苦しい感じだが,時代や歴史との交錯がとても面白く,読みやすい. 是非多くの人に読んでほしい本.
むずかしいエネルギーの話を、非常にわかりやすく解説してくれる本である。化学式やイラストを用いた説明、資源活用の歴史など、内容も豊富で最後まで飽きさせない。ジェームズ・ラブロック氏の「ガイア理論」に通じる部分も多いと感じた。 本作を読んで改めて感じたが、人類が大きなエネルギーを手に入れ、それらを散々...続きを読む使いまくった代償は決して小さくないのだ。美味しいものを食べ過ぎて肥満になったり、テレビやスマホの見すぎで目が悪くなるように、楽しんだ後は必ずツケを払わされる事になるのだ。子孫たちに美しい地球を残すため、今すぐ大きく舵を切るべきである。 ちなみに本作によると、化学反応とは高温と圧力によって起きる現象らしい。そういえば最近枕が少し臭うのだが、きっと化学反応が起きているに違いない・・・・・・加齢じゃないの!化学なの!
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