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「男と女」から見る、目からウロコの日本論!
■増えない給料/■晩婚化・少子化/■格差拡大/■消費の低迷/■草食系男子/■女子会ブーム などなど……
日本を襲うさまざまな変化の根本は、「労働市場における男性の価値の低下」、
すなわち男性不況にあった。
男であることの価値が希薄化している日本で、
いま何が起きているのか。
気鋭のエコノミストが、日本変質の根本に鋭く迫る。
●著者からのメッセージ
私は女性の地位が向上すること自体は、すばらしいと考えています。
けれども、「よい変化はよい結果しかもたらさない」という単純な意見には与しません。
たとえよい変化だったとしても、それが思わぬところに悪影響を及ぼす可能性はいつもあります。
「女性の地位の向上」というよい変化の一方で、男性には困った問題が生じています。
それは、日本社会が大きな変質をとげているからなのです。
Posted by ブクログ 2019年05月06日
研究発表の文献に使用した,数少ない男性不況の書籍。データを中心にわかりやすく述べられており,他のジェンダー関連の本に比較して客観性が高いものの,論文集ではないため男性に対する主観的偏見も混ざっている。どの書籍でもそうだと思うが,表やグラフを読み取るときの批判的思考は必要であり,本書もそれに相当すると...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月20日
この数十年の労働市場における日本の男性の価値は相対的に大きく低下している。男性の雇用が100万人以上減少し、平均賃金が下落し、家族を養うことのできない男性が増加している一方、女性の雇用は増加し、男性の賃金格差が大幅に改善されている。男性の雇用を支えてきた製造業や建設業が不振である一方、女性が多く働く...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月26日
男性の雇用が減り女性の雇用が増える社会構造の変化に広く浅く言及している本。テーマは面白いが、結論を言い切らないところも多く、ふわふわした本なので、議論を期待するなら読むべきではない。おいおい小町からの引用かよ、海外で寿司屋になれって結論は例えが下手すぎだろ、などとツッコミを入れながら読んで楽しむのが...続きを読む
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