「世界金融危機」のカラクリ データで読み解く本当の大問題

「世界金融危機」のカラクリ データで読み解く本当の大問題

850円 (税込)

4pt

4.3

「貿易収支は赤字でいい」「ユーロ危機と日本の状況は決定的に違う」「介入すべきはドルではなくウォン」「アメリカは超巨大投資ファンドのようなもの」「ギリシャの問題は、お金よりも人の流出」アメリカの赤字、欧州諸国の危機、そして日本の財政問題と、多くの難題を抱える世界経済。だが、データを細かく「複眼思考」で見ていくと、上記のような、従来の常識とは違う世界が見えてきた!本書は人気エコノミストが膨大なデータを独自の視点で解析し、世界金融危機の「本当の問題」をあぶりだしていくもの。各国の借金、経常収支や貿易収支といった国際収支統計、為替レート、失業率、あるいは「ビッグマックの価格」など、データを読み解くポイントがよくわかる内容となっている。そして、データ解析の結果見えてきた、従来の常識とはまったく異なった「日本の進むべき道」とは?世界経済の全貌が一気に見えてくる一冊。

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「世界金融危機」のカラクリ データで読み解く本当の大問題 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    ■世界金融

    A.借金大国の中でも、アメリカ・イギリス・フランスの対外的な借金があまり心配されないのには、共通の理由がある。
    3カ国とも、対外純資産残高のマイナスが金利負担につながってい。
    海外に支払う金利や配当より、海外から受け取る金利や配当のほうが多い。

    B.ストックの借金残高だけをみて論じる

    0
    2012年12月09日

    Posted by ブクログ

    世界金融危機のからくり

    アメリカ、英国、フランスの対外純資産マイナスだが、それを不安視されていない。
    →理由は、対外純資産のマイナスが金利負担に繋がっていない。
    →借金による金利負担が大きい時に、追加借金が出来ず危機に陥るのであり、これらの国には当てはまらない。

    日本の所得収支の黒字は、対外資産

    0
    2013年05月18日

    Posted by ブクログ

    アメリカ・イギリス・フランスは借金大国であるにもかかわらず、国全体としては、対外純資産残高のマイナスが金利負担につながっていません。むしろ、海外から金利や配当などを稼ぐ構造になっています。

    世界一借金漬けのアメリカが、世界一の金貸しの日本より、金利などをたくさん稼いでいるのです。

    アメリカ国債が

    0
    2012年12月01日

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