孟嘗君(1)

孟嘗君(1)

704円 (税込)

3pt

斉の君主の子・田嬰(でんえい)の美妾・青欄(せいらん)は、健やかな男児・田文(でんぶん)を出産した。しかし、5月5日生まれは不吉、殺すようにと田嬰は命じる。必死の母・青欄が秘かに逃がした赤子は、奇しき縁で好漢風洪(ふうこう)に育てられる。血風吹きすさぶ戦国時代、人として見事に生きた田文こと孟嘗君とその養父の、颯爽たる人生の幕開け。全5巻。(講談社文庫)

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孟嘗君 のシリーズ作品

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  • 孟嘗君(1)
    704円 (税込)
    斉の君主の子・田嬰(でんえい)の美妾・青欄(せいらん)は、健やかな男児・田文(でんぶん)を出産した。しかし、5月5日生まれは不吉、殺すようにと田嬰は命じる。必死の母・青欄が秘かに逃がした赤子は、奇しき縁で好漢風洪(ふうこう)に育てられる。血風吹きすさぶ戦国時代、人として見事に生きた田文こと孟嘗君とその養父の、颯爽たる人生の幕開け。全5巻。(講談社文庫)
  • 孟嘗君(2)
    748円 (税込)
    快男子・風洪(ふうこう)は学問に志し、武を捨てて商人・白圭(はくけい)と名告り、国々を自由に往来する。戦乱の国々を行き交う学者や商人たちの姿……。秦の孝公が覇道を進み、公孫鞅(こうそんおう)に厳格な法の体系をつくらせるなか、白圭は美しい翡媛(ひえん)を妻に迎え勇踊、魏に囚われた、天才軍略家・孫ぴんを救い出す。法に生きる冷厳な男と、侠に生きる熱い血の男の、鮮やかな対比。(講談社文庫)
  • 孟嘗君(3)
    671円 (税込)
    成長した田文を孫ぴんに託して、養父・白圭は周へと移った。師の孫ぴんに導かれて、仁の資質、信の確かさを増していく田文。「わたしは文どのに広い天地と豊かな春秋をあたえたい」――。遂に孫ぴんは田文を実父・田嬰(でんえい)に引き合わせ、田文は貴人の家の子にもどった。全土に秦・魏・楚が屹立する中、斉王は孫ぴんを軍師に決定した。(講談社文庫)
  • 孟嘗君(4)
    715円 (税込)
    馬陵(ばりょう)の戦いで、斉(せい)は魏(ぎ)に大勝するが、斉王の周囲では佞臣(ねいしん)が暗躍を強める。田嬰(でんえい)・田文(でんぶん)父子は、有能な食客たちの力も使って必死に対決。周で商人として成功し、仁愛の事業を進める養父・白圭(はくけい)を訪ねた田文は、そこで哀しい美女・洛芭(らくは)を知る。戦国時代も半ば、次第に英傑の稟性(ひんせい)を示しはじめた田文は27歳になった。(講談社文庫)
  • 孟嘗君(5)
    671円 (税込)
    嘗邑(しょうゆう)を与えられた孟嘗君・田文(でんぶん)は、「天下万民のための宰相たれ」との孫ぴんの遺言で斉を出る。魏に乞われて宰相となり、斉にもどって宰相をつとめ、更に秦に赴くが、そこで生涯最大の危機を鶏鳴狗盗(けいめいくとう)で切りぬける。激しい争乱の世と、人間を愛して生きた戦国の名宰相にして中庸の思想を体現した大器を描ききった、感動の歴史ロマン。全5巻完結。(講談社文庫)

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孟嘗君(1) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年01月30日

    孟嘗君が赤子から生まれてくるところからのストーリー。最初からストーリーの展開が二転三転して、中国古代の歴史背景はもちろんストーリーがめちゃくちゃおもしろい。主な登場人物が春秋時代をつくっていくのだろうが、どう時代が彩られていくのか?次巻以降がとても楽しみになる一巻でした。

    0

    Posted by ブクログ 2014年02月11日

    中国の戦国時代中期ごろの名宰相・孟嘗君こと田文を主人公とした歴史小説。

    しかし田文を主人公としているものの、本書は戦国時代という時代全体を広く描き出すことに成功しているように思う。

    あくまで周王室を中心としてその下に各国が封じられている体裁を取りつつも、既に周王室の威光は衰えきって存在感がない。...続きを読む

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    購入済み

    最高の冒険譚です!

    2013年05月13日

    中国戦国時代の名宰相、孟嘗君こと田文の数奇な誕生秘話から始まる歴史小説とは思えない数々の冒険の物語。
    仁義に篤い大商人 白圭、始皇帝の秦の基礎を作った商鞅や、孫氏と一人である兵法家の孫ピンをはじめ、この時代を彩る数々の偉人を鮮やかに物語に登場させ、田文と一緒に冒険させるなんて…驚きの展開です!!...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2014年09月15日

    「鶏鳴狗盗」に至るまで4.8巻という感じですかね(^_^;)
    この割合がいいね~、一気に読み終えました!

    0

    Posted by ブクログ 2012年05月09日

    風洪がかっこよすぎる。すごい人の元にはすごい人が集まるようで。

    物語の主人公はまだ赤子で、一巻だけ読むと風洪が主人公にみえる。

    読むとやる気になれる。あー二巻読み進めたいっ!

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    Posted by ブクログ 2012年02月10日

    古代中国を書かせたら右に出るものはいないと思われる、宮城谷昌光氏の作品群の中でも最もエンターテイメント的に成功していると思われる今作!!

    表題の、孟嘗君田文のみならず、孫臏、公孫鞅、田忌、鄒忌、蘇秦、張儀などなど、中国戦国時代を知ってる人ならば誰でもわかるオールスターが本書では惜しげも無く登場する...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2011年10月15日

    孟嘗君〈全5巻〉 (講談社文庫)
    紀元前279年 斉の国で産まれた時からすでに危険と隣り合わせで生き抜いてきた。風洸により育てられ多くの客人に支えられながら中国全土で信じられた人物。
     全5巻であるが飽きることなく一気に読破でき高得点。 楽毅とも相互関係あり!

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    Posted by ブクログ 2011年10月02日

    中国、春秋戦国時代に名を馳せた孟嘗君(もうしょうくん)の話。全5巻。
    商人の白圭(はくけい)、孫子の兵法でお馴染みの孫臏(そんぴん)などサブキャラも素敵に書かれています。
    というか、白圭の涼やかな生き様に惚れる。
    宮城谷昌光氏の作品の中でも、かなり読みやすく、春秋戦国時代を読み始めるのに最適な一冊だ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年02月11日

    宮城谷作品は比較的事実に基づいた作品が多いが、その中では架空の人物や事柄を多く取り入れた作品。
    他の作品では事実に則して物語が進行するだが、この作品では白圭の活躍が現実離れしていてとまどってしまった。
    しかしすぐに物語にどっぷりとはまってしまい目が離せなくなってしまった。

    0

    Posted by ブクログ 2009年10月07日

    孟嘗君は宮城谷文学に繰り返し登場するスター。その意味では、本書は彼の代表作と言えるだろう。

    筆者が好んで題材にするのは、志と品性を高く持ち、国民に信を立てた人物たち。もともと中国古代史では儒教的な背景もあるのか英雄に徳性を求める傾向があり、戦争に勝利しただけでは英雄にはなれない。そんな「英雄」たち...続きを読む

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