人情裏長屋

人情裏長屋

693円 (税込)

3pt

居酒屋でいつも黙って一升枡で飲んでいる浪人、松村信兵衛の胸のすく活躍と人情味あふれる子育ての物語『人情裏長屋』。天一坊事件に影響されて家系図狂いになった大家に、出自を尋ねられて閉口した店子たちが一計を案ずる滑稽譚『長屋天一坊』。ほかに『おもかげ抄』『風流化物屋敷』『泥棒と若殿』『ゆうれい貸屋』など周五郎文学の独壇場ともいうべき“長屋もの”を中心に11編を収録。

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人情裏長屋 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    短編で読みやすいので、時代ものに慣れていなくても楽しめました。人と人との心の通い合いに、心安らぐ一方で、笑えるものもありました。

    0
    2024年01月03日

    Posted by ブクログ

    人は抗えない人生を持っています
    それはあきらめろということではなく
    卑屈になることなく
    真摯に受け止め精一杯歩けということなのだと思う
    殿様も乞食も人生という時間を授かり
    己を見失うことなく今できることをする日々
    人が存在する以上延々と続くのですね

    山本周五郎はやはり私の師です

    0
    2021年02月24日

    Posted by ブクログ

    上野千鶴子さんが東大の入学式の祝辞を述べて話題になり、僕は全文をネットで読んでとても素敵だなあとココロ動きました。

     "がんばってもそれが公正に報われない社会があなたたちを待っています。そしてがんばったら報われるとあなたがたが思えることそのものが、あなたがたの努力の成果ではなく、環境のお

    0
    2020年01月24日

    Posted by ブクログ

    とっても好きな短編です。読み応えがあります。
    お化けが出てくるようなおかしみのある話から、
    離れ離れになっていた夫婦の再開、友情、ぞくっと
    するような話まで、次は何が飛び出すか
    ワクワクしながら読んでいました。
    個人的にすごく楽しませて頂きました。

    0
    2013年10月27日

    Posted by ブクログ

    私にとって一昨年11月以来久しぶりの山本周五郎氏の小説。読み始めからもう山本氏の世界引き込まれてしまいます。11編の短編どれをとってみても珠玉いえる。男同士の友情を描く『三年目』や『秋の駕籠』などは『さぶ』を髣髴させる話だ。
    驚いたのは表題作『人情裏長屋』だ。めっぽう腕のたつ浪人・松村信兵衛は裏長屋

    0
    2009年10月07日

    Posted by ブクログ

    2007年5月に歌舞伎座昼の部で坂東三津五郎の若殿と尾上松緑の泥棒で上演された「泥棒と若殿」の原作が読みたくて探した本。お家騒動の内紛で幽閉されてその日の食料にも事欠き餓死するかもしれないと武士の世界に絶望しかけた若殿と、お人好しにもつい彼に食料を運んでくるようになってしまう泥棒との話で、非常に原作

    0
    2009年10月04日

    Posted by ブクログ

    市井の人々の日常や人情の機微を
    表して面白い
    泥棒と若殿は 権力闘争に敗れ
    ボロ屋敷に置かれ 世話してくれる
    付き人も無く 食料も途絶え
    餓死寸前の若殿の寝所に泥棒に
    入った男
    あまりの窮乏ぶりに同情し
    世話をやくようになる
    厳しく辛い人生だったが
    殿を見ると何だか世話したくなり
    それが生き甲斐か 

    0
    2024年11月15日

    Posted by ブクログ

    2月14日は山本周五郎の命日である(昭和42年没)。かつて少年は、時代小説に目覚めたあと、司馬遼太郎派に行くか、山本周五郎派に行くか別れた。わたしは、山本周五郎派に行った。その時既に吉川英治の八割がたを読んで、歴史物は極めたという慢心があり、それとは全くジャンルの違う世界を読んでみたく思ったと思う。

    0
    2024年02月14日

    Posted by ブクログ

    表題作をはじめとする「長屋」を舞台にした作品が多く描かれています。
    どれもおもしろかったですが、特に印象に残ったのは『泥棒と若殿』『秋の駕籠』の二篇で、どちらも男同士の友情が爽快に綴られていました。
    最後の『麦藁帽子』も不思議な読み応えで、尾を引くおもしろさです。

    0
    2024年01月14日

    Posted by ブクログ

    11の短編の中のひとつ「風流化け物屋敷」は山本周五郎さんという作者はこういうものも書くんだなあと嬉しくなりました。
    化け物にまるで動じない世間知らずの侍と、恐いもの大好きな娘の交流が何とも微笑ましくゆったりとして良い。
    読み始めた時はなにか落語の「化け物つかい」のネタになった話かななどと思っていまし

    0
    2016年02月05日

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