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Posted by ブクログ 2024年03月25日
1978年ごろ青春の真っ只中で読みました。
私が好きになった女の子には、もうひとり付き合っている彼氏もいました。
この三角関係に悩んでいるときに読んだ印象深い本です。
「恋と愛はちがうのだよ」と唯円に諭す親鸞。
演劇の台本を読んで視覚的に舞台をイメージしているうちに、普遍的な「恋愛」とはどんなものか...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月28日
信心には一切の証は無い。
面白かった。古い言葉が多いし脚本調だったのもあって、最初は中々進まなかったけど、半分くらいまでいくと一気に読めた。
親鸞がいいこと言いすぎて困る。
そして登場人物全員涙もろ過ぎる。
左衛門が改心するのではなくその息子の若松が親鸞に弟子入りする設定が良かった。
仏でも...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年07月19日
親鸞の後半生を、弟子の唯円の視点から綴った戯曲。20世紀初頭にあって、浄土真宗の教えとキリスト教的慈愛と赦しとが通ずることを見抜いていた倉田百三の慧眼に感服します。
親鸞の教えは、とても純情です。
印象的だったのは恋愛に関する箇所。親鸞と唯円とのやりとりは、現代人の感覚でいえばウブだと思われるか...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年10月04日
非常に有名な戯曲作品だが、これまで読んだことがなかったのは、戯曲自体がさほど好きではないためと、宗教がテーマになっているのでつい敬遠してしまったためかもしれない。
しかしこれは日本文学が誇るべき傑作だった。誰もが読んでおくべき本である。
親鸞が登場し、一応浄土真宗の思想をベースにしているが、厳密に史...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月15日
・・・・・書きかけ・・・・・
倉田百三は、ちょうど120年前の1891年(明治24年)2月23日に広島県の北東部にある庄原市で生まれた劇作家・評論家。
この本は、かつて教養主義的な香りたっぷりに、真剣に人生とは何かと真正面から問いかけ、悩み苦しんで感受性と思索を鍛え上げて自己を確立していこうとし...続きを読む
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