坊っちゃん

坊っちゃん

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『坊っちゃん』は数ある漱石の作品中もっとも広く親しまれている。直情径行、無鉄砲でやたら喧嘩早い坊っちゃんが赤シャツ・狸たちの一党をむこうにまわしてくり展げる痛快な物語は何度読んでも胸がすく。が、痛快だ、面白いとばかりも言っていられない。坊っちゃんは、要するに敗退するのである。(解説・注 平岡敏夫)

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坊っちゃん のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2023年11月22日

    友達に夏目漱石を読んでると話したら、是非坊ちゃんを読むべき!とのことで読み始めたよ。
    いや〜面白い。
    坊ちゃんのストレートなとこが良いね。
    坊ちゃんになったような気がする。

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    Posted by ブクログ 2020年06月21日

    離れてみて初めて清からの慈しみを理解できて、東京に戻ったその足で清に会いに行く。二人での生活は短かったかもしれないけれど、坊ちゃんにも清にとっても愛しい時間であってほしいな。
    ぼこぼん先生、響きが好きだ。

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    Posted by ブクログ 2020年04月17日

    ▼トシを重ねて読み返すたびに、本筋の事件のオモシロさよりも「坊っちゃん」と、坊っちゃんの疑似母的な「清」とのラブストーリーに、ココロ打たれます。泣ける。涙が止まりません。そうか、これは「赤毛のアン」だったのか。アンの物語に見えて、アンを巣立たせるマリラとマシューの物語でもある。さすが、漱石。

    ▼「...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年10月09日

    言わずと知れた夏目漱石の有名作。
    処女作「吾輩は猫である」が好評を得て、一般的にはその次に発表した小説です。
    無鉄砲で短気で喧嘩っ早く、両親から冷たくあしらわれて育った主人公は、唯一、下女の清にだけたいそう可愛がられ、清から「坊っちゃん」と呼ばれて育ったのですが、物理学校の卒業後、四国の中学校で数学...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年02月15日

    漱石の作品の中でも最も大衆的で最も親しまれている作品。主要な登場人物は全員欠陥を抱えている。そして自分は坊ちゃんに似ていると感じた。おそらく読者の誰もがうらなりや野太鼓、山嵐、赤シャツ、若しくは狸といった主要な登場人物の誰かに似ていると感じるであろう。そこがこの作品を今なお親しまれるべき作品にしてい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2014年07月19日

    高校生以来。
    昔から鼻持ちならない奴はいたんだなぁ。
    そんなに真っ直ぐだと神経衰弱にもなっちゃうよ。
    大人になった今、痛快だけじゃない部分も読める。
    清とのつながりがいとおしい。

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    Posted by ブクログ 2013年10月10日

    小学生時代に読んだ本を半世紀ぶりに読むと印象が変わって面白い。歳をとったせいか、”そんなに人に突っかかってたら苦労するよ~”と言いたくなる場面ばかりで。清が愛おしい。最初の停車場の別れで”何だか大変小さく見えた”という表現はよく覚えている。最後の”後生だから、清が死んだら坊っちゃんの御寺…”で「後生...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2010年09月24日

    会社員生活が始まって半年が経ったいま、改めて漱石を読み直している。この頃、会社という組織に生きる人間について思うことがある。ふと、四国の中学校の人間模様を描いた「坊っちゃん」を読みたくなった。今なら、もっと良く理解できる気がして…。
    どんな教科書にも載っているであろうこの作品は、こういう話だったのか...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年08月08日

    言わずと知れた名作だけれど。
    本当にちゃんと内容を知っている人が、どれだけいるだろう。
    縁あって松山に行くことが多いが、今回改めて読んで、あまりにイメージと違いすぎていて仰天した。
    何かと見かける坊ちゃん団子などのイラストから、勝手に「坊ちゃんとマドンナは良い仲」なんて思い込んでいた。
    全然違う。
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年11月09日

    今からおよそ百年前の小説。
    でもこの瑞々しさ。感性も分かるし、共感も出来る。

    ゆえに、名作なんでしょう。

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