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Posted by ブクログ 2020年04月17日
▼トシを重ねて読み返すたびに、本筋の事件のオモシロさよりも「坊っちゃん」と、坊っちゃんの疑似母的な「清」とのラブストーリーに、ココロ打たれます。泣ける。涙が止まりません。そうか、これは「赤毛のアン」だったのか。アンの物語に見えて、アンを巣立たせるマリラとマシューの物語でもある。さすが、漱石。
▼「...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月09日
言わずと知れた夏目漱石の有名作。
処女作「吾輩は猫である」が好評を得て、一般的にはその次に発表した小説です。
無鉄砲で短気で喧嘩っ早く、両親から冷たくあしらわれて育った主人公は、唯一、下女の清にだけたいそう可愛がられ、清から「坊っちゃん」と呼ばれて育ったのですが、物理学校の卒業後、四国の中学校で数学...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月15日
漱石の作品の中でも最も大衆的で最も親しまれている作品。主要な登場人物は全員欠陥を抱えている。そして自分は坊ちゃんに似ていると感じた。おそらく読者の誰もがうらなりや野太鼓、山嵐、赤シャツ、若しくは狸といった主要な登場人物の誰かに似ていると感じるであろう。そこがこの作品を今なお親しまれるべき作品にしてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年10月10日
小学生時代に読んだ本を半世紀ぶりに読むと印象が変わって面白い。歳をとったせいか、”そんなに人に突っかかってたら苦労するよ~”と言いたくなる場面ばかりで。清が愛おしい。最初の停車場の別れで”何だか大変小さく見えた”という表現はよく覚えている。最後の”後生だから、清が死んだら坊っちゃんの御寺…”で「後生...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年09月24日
会社員生活が始まって半年が経ったいま、改めて漱石を読み直している。この頃、会社という組織に生きる人間について思うことがある。ふと、四国の中学校の人間模様を描いた「坊っちゃん」を読みたくなった。今なら、もっと良く理解できる気がして…。
どんな教科書にも載っているであろうこの作品は、こういう話だったのか...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月08日
言わずと知れた名作だけれど。
本当にちゃんと内容を知っている人が、どれだけいるだろう。
縁あって松山に行くことが多いが、今回改めて読んで、あまりにイメージと違いすぎていて仰天した。
何かと見かける坊ちゃん団子などのイラストから、勝手に「坊ちゃんとマドンナは良い仲」なんて思い込んでいた。
全然違う。
...続きを読む
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