無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2015年10月25日
高校数学で大学の学部レベルの物理を解説してくれるこのシリーズは、とても記述がわかりやすく、今回も最後まで読み通せました。しかし、カルノーサイクルのあたりでちょっと他に気を取られてしまい、理解が浅いまま進めてしまったため、消化不良な感じが否めませんでした。しかし、それはこちらの個人的な問題であり、クリ...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年06月18日
「PV=nRT が出てきて懐かし〜!」と思いながら読み始めた。
アボガドロ数の解説の段落に
酸素欠乏環境に入る → 呼吸中枢からあくび指令が出る → あくびによって酸素以外を取り込みさらに酸素欠乏に陥いる → 酸欠死
って連鎖の解説があるのにビックリ。
そっかぁ、窒素事故とか一酸化中毒等の事故...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年05月03日
数式を使わない入門書はどこか薄っぺらいが、本書は高校数学という道具を駆使して、学問の醍醐味を味合わせてくれる。
以下、復習
・シャルルの法則:絶対零度の発見。気体の体積は温度に比例する。
・PV=RT:ボイル・シャルルの法則
・アボガドロ定数:6.02x10^23個:=の原子の質量=原子量(g)
...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年04月02日
授業の復習のために購入。210ページ(本編)で熱力学~統計力学のエッセンスを取り出しながら、最終的に、Boltzmannの原理を導出する。もう少し具体的に言うと、古典熱・統計力学におけるボイル・シャルルの法則から状態方程式、熱力学の3法則やエントロピーを扱い、気体分子運動論による統計力学に入ってい...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年01月23日
1977年にノーベル賞を受賞した理論物理学者アンダーソンのことばが
More is different
であるそうだが、ド素人がこのようなものを理解するには、自分のなかでdifferentを起こすくらいの勢いの量の知識が必用に成ると思われる。また、このことばはその他物理以外のことでも言えそうな感...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月22日
[ 内容 ]
熱力学と統計力学は、重要な物理学の分野です。
しかし「ちゃんと理解していない分野」の代表でもあります。
定義は簡単だけれど、もうひとつよく解からないエントロピー。
統計力学からエントロピーを導いたボルツマンの原理。
どことなく違和感を感じていた熱力学と統計力学を、納得して理解できるよう...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月16日
熱力学について考えない日常生活が長いと、ついつい熱とは何であるかを忘れがちになる。
毛皮のコートや羽毛布団では物質を温めることはできないし、
統計と確率抜きに温度とは何であるかを語ることはできない。
本書はボイル・シャルルの法則やカルノーサイクルなどを基礎に、エントロピーや熱力学の第2法則などを丁...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年01月10日
なんとなくエントロピーという言葉が気になっていてよくわからなかったのとポパーさんが自伝でボルツマンの原理は美しいと仰っていたので、数学はよくわからないのだが怖いもの見たさで読んでみた。
偏微分や対数の積分やイタリックのe(自然対数の底)なんかも出てきて往生したけど、文系の想像力でもなんとか補えるぐ...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。