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Posted by ブクログ 2012年06月22日
いくつもの変な物語が冗長だが、それを差し引いても、本書は物理に関する基本的な考え方を丁寧にひもといてくれている。これは専門書ではできない芸当だろう。
・光束の幅をゼロにすることは、光の回折性によって絶対不可能であることがわかっている。
・星が見えると言うことは・・・光がつぶであることの裏付けとなっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年01月20日
物理学者 都筑卓司氏による不確定性原理についての解説書。1970年発表の同名書籍の新装版。不確定性原理がどういったものかについて初めて触れるには、とても良くできた内容です。しかし当然ですが、本書を読んだだけで不確定性原理を理解できるほど甘くはありません。本書に登場する例え話ですが、もともと書かれたの...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年05月22日
[ 内容 ]
ニュートン力学によれば、初期状態がわかっていれば、悠々たる天体の運行から人間の生命にいたるまで、あらゆる自然現象の未来が完全に予測できるはずだ。
この絶対的とも思われる古典力学に立ち向かい、結末は確率的にしか決定されないとする不確定性原理を掲げ、量子力学の本質に鋭く迫る。
たとえ話がと...続きを読む
Posted by ブクログ 2009年10月04日
中学の頃、塾の理科の先生に薦められた本。
高校になって初めて読んで、鳥肌が立った。
もっとも科学的なはずの理科の先生が、科学の限界を語っている本を紹介してくれたことに。
不確定性原理・・ある状態の粒子を調べようとしても、その粒子は常に不確定な状態であるため、一方の粒子を調べてももう片方の粒子は...続きを読む
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