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守り継ぐべきものがある、だから変化をおそれない――。創造を通して「現代」と向きあい続ける草月流家元が綴る、伝統、いのち、個性の今。人を育み、子どもの感性を刺激するいけばなの魅力と奥深さを説き明かす。
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Posted by ブクログ
いけばなは人を表すの言葉通り、いけばなの極意は人生の極意に似ている。 子育てやビジネスにも通じていて、読んでいてとても勉強になった。
勅使河原蒼風3代目にしてかかるおとなしい凡人(ご自分で言われている通りの)が生まれたか、の感慨がある。 家元、家元と何度も出てくる。たしかに彼女の存在の大きな部分だろう。家元としてかくあらねばならないと一生懸命な気持ちが伝わる。毎日の生活は家元100%だったのだろう。 しかし祖父蒼風は家元制度打破...続きを読むを掲げて世にうって出た人なのだ。父宏は一応それを意識していたと思う。 茜は<祖父は花のピカソと言われた人>と語って疑いも迷いもない。 茜の母親はどんな人なのだろう? 本書の中には全く出てこない。名前すら出ない。唯一<父も母も仕事をしていましたから・・・>のくだりがあるので、ちゃんとした社会人だったことは判る。 今年50才だそうだ。今後無難に務めて、無難に後に継いでいくのだろう。大器晩成と言われるようになるかもしれないし、それはそれでよし。 草月のために俊才の育成と登用を望む。 われ等の世代にとって、草月は”新しいもの”でなければならないのだ。
『いけばな』もやはり子どもを対象にして裾野を広げているんだなあ〜。これまで通りのやりかたではダメなんだな!何事も!
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いけばな 出会いと心をかたちにする
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