桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう

桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう

814円 (税込)

4pt

3.6

桶狭間の戦いではダウンバーストが起きていた!? 文永の役の際、神風は吹かなかった? 日本史を揺るがしたいくつかの事件を取りあげて当時の史料を読み比べ、舞台となった土地の天候データを漁り、やがて現れる「あの日の天気」の意外な真実! 著者は日本史に魅せられた気象予報士。専門家たちの歴史解釈に疑問をもち、執念の史料探しから気象予報士ならではの、まったく新しい歴史の読み解き方を展開する。読後、歴史の見方が変わること間違いなしの一冊。

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桶狭間は晴れ、のち豪雨でしょう のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2020年08月02日

    日本史上のどんでん返しを気象に着目して新解釈を試みる。新鮮な視点の楽しい一冊。

    日本の気象に特徴的は「暑くて寒くて、雨や雪が多い」とか。普段住んでると気づかないが、実は際立った日本の気象。それを日本史にあてはめてみた作品。

    元寇、表題の桶狭間の戦い、薩摩島津家の琉球入り、二・二六事件、シーボルト...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年12月28日

    日本史の有名な事件の展開を当時の天候を通じて考える興味深い本。気象予報士が書いているだけに面白い構成。

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    Posted by ブクログ 2014年11月25日

    桶狭間の戦いの章を読んでいるあたりでは、まだ、「歴史上の大きな事件のときに、運よく(運悪く?)お天気が急変するなんて、なんて偶然!」くらいにしか思ってなかったのだけど、だんだん読み進めていくうちに、「気象条件が特異だったからこそ、ある1つの戦いが、歴史を揺るがす、運命を左右する戦いに変わっていくのだ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年03月04日

    桶狭間の戦いだけでなく、226事件や元寇、壇ノ浦の戦いなんかの背景にあったのは何かを気象をベースに解き明かす。天気がどれだけ歴史の流れに大きな影響を与えたかってとこで驚かされるけど、それ以上に著者がいろいろ調べていて、天気以外のところでも勉強になる一冊。

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    Posted by ブクログ 2011年12月27日

    タイトルが上手いコピーなだけに、個人的にはもうちょっと詳細でも良かったかも。あとがきに平易さを主眼に書いたとあったので仕方ないが。
    こういう異分野から歴史を観るのも、視点が変わって面白い。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年03月10日

    気象の影響を大きく受けた史実を記録から実際の気象を想定しどうして史実のような結果となったのかを検証した本。
    ①文永の役 神風はなかった。②桶狭間の戦い 迂回せず、追い風ダウンバーストゲリラ豪雨による正面戦法③壇ノ浦の戦い 裏切り説、掟破り説、潮流説。潮流説はよく言われている追い潮ではなく、その逆であ...続きを読む

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