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Posted by ブクログ 2009年10月04日
著者の二作目の一般向け著作で,唯脳論を出す前の作品。最近の著作と比べるとかなり丁寧な論の進め方をしている。また,この本を書いた当時は生物進化(進化論ではなく博物学的事実の方)に対して並ならぬ関心を抱いていたということも窺わせる内容。進化学徒(末席ではあるが)の自分にとって興味深い話題も,幾つかあった...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月18日
著者の主著である『唯脳論』が書かれる以前に発表されたエッセイをまとめた本です。
著者は「文庫版あとがき」で、「はじめの部分は、『唯脳論』に至る軌跡をあるていど表わしている。こちらに収録した文章のほうが、私の最初の考えかたをよく示しているものもあるので、興味のある方は両者を並べてお読みいただくと、あ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月28日
見方三部作で二作目の本作品。Ⅴ綺想 の章が養老先生の生活について養老節が炸裂していて面白く読めた。ⅠからⅣは出版当時はどうだったか分からないが、でもそれを考慮しても凡庸な語り口でそれほど面白くないと思う。専門分野では個人的にはⅥの、発生における時間のずれと進化 が面白かった。
この本で印象に残った...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月25日
新規購入ではなく、積読状態だったもの。
購入詳細不明。
2013/1/21~1/25
恐らく20年ものの積ん読本。脳の見方、というタイトルだが、脳の話と言うよりは、氏の専門の解剖学を中心とするエッセイ集。もともと哲学書房という出版社から出たこともあるのか、多分に哲学的内容。後に氏の代表作ともなる「...続きを読む
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