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Posted by ブクログ 2018年11月04日
元外務官僚 佐藤優による、現在の社会「新・帝国主義」について書かれた本。国際関係論、哲学、歴史、情報管理に詳しい著者だけあって、説得力ある内容となっている。著者のものの見方は鋭い。
「旧来の帝国主義も、(現在の)新・帝国主義も「食うか、食われるか」の弱肉強食を原理とする」p7
「新・帝国主義という...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年10月28日
"佐藤優さんがわれわれのレベルに合わせて現在の社会を語ってくれているもの。
相互に理解をするには、互いの知識レベルが近くないと中々理解し合えない。優しく書いているとはいえ、手ごわい本である。
佐藤さんと同じレベルに近づける気分になれる本といったほうがよいかも。
他国、他民族を理解するには、...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年05月02日
[世を生きるには]外交から芸能に至るまで幅広く執筆活動を手がけている元外務省主任分析官の佐藤優が、一般の読者を想定して書き記した今日的日本論であり、今日的文明論。急速にその姿を変えつつある世界の中で国家や個人が生き残る術を説いた作品です。題名の厳かさにひるんでしまいそうですが、記述はわかりやすさに重...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年05月22日
下がる賃金、厳しい就活、ひろがる格差。あなたの仕事がつらいのは、世界がすでに「新・帝国主義」時代に入っているからだと『外務省のラスプーチン』佐藤優氏が『語り下ろし』という手法を使って問いかける一冊。
僕も『国家の罠』に衝撃を受けて、筆者の本は大体読んできたつもりでございます。その中でも本書は『語...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年12月24日
冷静に時代を読み解いた本、とも言えるのか。特に日本のメディアでは多くを語られない現在の世界情勢が詳しく解説されていて得るものが多かった。加えて、日本の進むべき道筋、エリートの知的劣化など、鋭い指摘に溢れていたように思う。日本は歴史の大きな大きな曲がり角に既に直面している。刹那的な利益考量ではなく長い...続きを読む
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