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Posted by ブクログ 2009年10月04日
第一章:バブルの経済学
第二章:構造改革の経済学
第三章:格差とインセンティブの経済学
かなり読みやすかった。
一貫して新古典派経済学への批判。
(竹中、小泉さんへの批判は少しうけた)
サブプライムについて述べている本かと思いきや、
アメリカを代表とする現代資本主義経済の限界について述べられて...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年07月23日
主流派(新古典派)経済学と非主流派の関係性を実際の経済政策に当てはめて整理できた。
全体的に新書ゆえのさらっと感、主張(結論)中心で説明が少ない印象があり、下記は自分で確認したい。
○2004年年金改正など社会保障の話
○新古典派は本書が批判するように単純なのか
構造改革の全体像、情報の経済学、イン...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月09日
バブルの発生メカニズムとその要因、新自由主義とケインジアンとの相克、経済と倫理との関わり、の3つのテーマについて大括りで語られている。
どれも説得力のあるロジックではあるが、どの経済学者の主張もそれぞれに説得力があり、一体どれが真実なのかわからなくなる。従って本書も素直に100%信頼することができな...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月27日
[ 内容 ]
サブプライムローン危機が世界を揺るがしている。
その原因を知るには、バブルの発生・崩壊のメカニズムと、七〇年代以降の世界のお金の流れを押さえる必要がある。
一方、日本国内を見ると、九〇年代以降、政府当局は「構造改革」と「金融自由化」により長期不況を脱する道を選んだが、この選択は果たして...続きを読む
Posted by ブクログ 2010年07月18日
現資本主義体制の限界を露呈している。
政府及び中央銀行が行う需要側・供給側からの財政政策と金融政策の繰り返しは、もはや現在の経済には通用しなくなっており、その限界がサブプライプをはじめとする証券のバブル崩壊で明らかになった。
アメリカの経済、そしてそれを追随している日本経済は現状体制のままで...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年09月24日
古典経済学ではうまく説明していない、所謂バブルについての解釈が興味深い。
著者の説によると、金融改革を経て以降の世界ではバブルの成長と破綻はなるべくしてなると。
また、経済の中ではとかく原因と結果が逆に見られているのではないか、という意見に新鮮味があった。
経済学という側面から見ると、世界は発展して...続きを読む
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