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感情労働とは、仕事をするなかで、心の負担にポイントを置いた労働のことである。本来、営業職、客室乗務員など顧客相手の仕事を指していたが、今や職種を超えた広がりを見せている。たとえば職場では、パワハラ、成果主義、世代間の仕事観の相違などからくる感情労働的軋轢が深刻化し、怒り、落胆、不信感、孤立感、無力感といった感情がいたるところで渦巻いている。若者と中高年における感情労働の特徴は何か? どのような背景が考えられるのか? 本書は、これら感情労働に関わる現象を読み解いたものである。第1章「感情労働をめぐる今日的状況」、第2章「現代的な感情労働――仕事別考察」、第3章「職場と感情労働」、第4章「若者と感情労働」、第5章「ミドルエイジと感情労働」
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Posted by ブクログ
感情労働とは、人を相手にしたシュチエーションで、職務上適切な感情演出をすることが求められる仕事。始まりはキャビンアテンダントから。社会の変化、職場環境の変化、個人の生活の変化により、求められるサービスも変化し、サービス精神も変化している。それに対応するように、感情労働もマニュアル化してきている。
仕事別の例として、教師(生徒からいじめられる)、営業職、NPO職場(組織内部)におけるのもでは、逆パワハラ、新型うつ病になるもの、受け入れられず、リセットを繰り返すもの、などが、あげられる。この評価と選別はフェアなのか?
また、『今時の若者』にとっての評価している。就活で「アイデンティティ」を身につけたものの、アルバイトのマニュアルと仕事とのギャップ。「リア充」は予定があることと勘違い、継続は力ではない、平凡な人生とは言わなくなった。など。
若者に対しての意見は読んでいて良くわかるし、状況を良く分析していると思う。しかし、それは大人目線ではないのか?と思えてしまう。今のようになってしまった若者たちに対し、大人である我々は責任が無いのか?大人世代も考えるべきと思えた。
自己啓発として、感情労働のサポートはビジネスになりそうである。経産省HP、社会人基礎力で3つの12の要素がHPに示されている。若者の章は読んでいて非常に疲れた。
Posted by ブクログ
本書の目的は「感情労働」という概念を伝えること、またその具体的事例を列挙し問題提起を行うことの2点だけだ。
そのため話の軸がはっきりしていて、非常に読みやすい文章となっている。
しかし記述はあくまでも問題提起までであるので、解決まで求める方には物足りない内容かもしれない。
所感としては、具体的事例に実際身の回りで起きていることも多く、ひとつひとつ丁寧に取材を行っていることが伝わってきて、とても印象良く気持よく読むことが出来た。
職場での上下関係や感情の管理について悩んだことがある方には、問題の捉え方のひとつの切り口として「感情労働」について記した本書は一読の価値があると思う。
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ビジネス・実用
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