無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※こちらの作品はブックライブ for Android、ブックライブ PLUS for Android、ブラウザビューアではダウンロードおよびオフラインでの閲覧ができません。
※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません
Posted by ブクログ
『七王国の玉座』ではロバート王の死とその友人にして〈王の手〉のエダード・スタークの死までが描かれる。これによってウィスタロスは〈鉄の玉座〉といわれる七王国の玉座を巡って、五王の並立する混乱状態に陥り、他方、エダードの遺児たちはそれぞれ困難に見舞われることになる。
王の正統性について、現王権バラシオン家を中心にとると、前王ロバートの長男ジョフリーが王位を得るのが正統である。が、ジョフリーは母親サーセイ・ラニスターとその双子の兄ジェイミー・ラニスターとの間の不義の子であり、ロバートの嫡子ではない。このため、ロバートの弟のスタニス・バラシオンが王位を要求する。しかし、陰鬱なスタニスは人望に乏しく、華麗な三男レンリーも王位を宣言し、多くの人が付く。鉄諸島ではベイロン・グレイジョイも鉄諸島の王を宣言する。そもそもスターク家はターガリエン家に征服されるまでは、北部を統治していた王であったので、長男ロブは諸侯に押されて〈北の王〉を名乗る。こうして五王が並び立った。
〈北の王〉ロブはきょうだいのなかで唯一、視点人物ではなく、もっぱらエダードの妻、すなわちスタークのきょうだいたちの母親であるキャトリンの視点から描かれる。
スターク家の長女サンサは宮廷での華麗な生活を夢見るお姫様。当初は少年王ジョフリーの后となることを約束されていたが、宮廷の人質状態に陥る。ジョフリーの残忍な性格も知り、何とか家族のもとに逃げ出すことを考えながら、宮廷で生き延びようと耐えの生活が続く。
次女アリアは剣士になりたい女の子だが、父エダードが謀反人の濡れ衣を着せられて処刑されてから、宮廷内で身を隠し、さらには宮廷を抜け出して、何とか家族のいるウインターフェル城に戻ろうと放浪の旅を続ける。
ラニスター家の秘密をみてしまったがために、殺されかかって下半身不随となった次男ブランと、さらに幼い三男リコンはウィンターフェル城に残っていたが、かつてスターク家の人質として一緒に育ったグレイジョイの息子シオンがウィンターフェル城を落とすべく迫る。ブランは身体機能を一部失ったがために、かえって超常能力に目覚め、それゆえいずれ重要な役割を担う予感がある。
私生児ジョン・スノウは北方の守りを固める〈冥夜の守人〉となるが、北方から七王国の領土を狙う野人たちの中に偵察に入っていく。彼は〈冥夜の守人〉の中で重要な位置を占め、〈異形〉との戦いの中核を担うのだろう。
氷と炎の歌2章であり、ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」では1章の後半に当たる部分。
ドラマを観ていないと登場人物や地理関係などが分かりづらいかもしれないですが、それらを理解できるととても面白いです。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
※こちらの作品はブックライブ for Android、ブックライブ PLUS for Android、ブラウザビューアではダウンロードおよびオフラインでの閲覧ができません。