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Posted by ブクログ 2020年07月21日
入門書として、よく構成されている。記述もできるだけ誤解のないように配慮されている。
哲学書を読む中で、しばしばアリストテレスの概念が引用され、なんとなく理解してきたことが本書ではっきりとした輪郭をつかむことができた。それも彼の発想の源までたどる説明をしてくれたおかげだ。
刺激は少ないが、主要な概...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年11月18日
アリストテレス。その膨大さ、翻訳の難解(であろう)さにビビって、評判の良いこの入門書から入る。
プラトンの思索の深さは、対話篇という方法に宿っている。
アリストテレスの深さ、広大さは、どこからくるのか?それは観察と情報収集という方法に根付くのだろう。
カテゴリーにしろ論理学にしろ、アリストテレスの...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月02日
書名の通り、アリストテレスの入門書である。しかも、(専門家から見ればどうだか知らないが、素人の僕から見れば)この種の入門書に期待される諸々の基準を十全に満たした内容と見える。簡潔な文体で、アリストテレスの様々な業績を解き明かしていく。
ざっくりとした印象だが、アリストテレスは物事をやたらと分類する...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年10月27日
[ 内容 ]
プラトンとならぶ古代ギリシア哲学の巨人アリストテレス。
彼はのちのヨーロッパ哲学に影響を与えただけではない。
いわゆる三段論法を中心とする形式論理学の基礎を築き、具体・抽象、普遍・個別、可能・現実といった概念を創始して、近代自然科学の発展をささえる知の総合的な枠組をつくりあげた。
われ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年04月19日
先日読んだマルクス・ガブリエル「新実存主義」でも言及されていたアリストテレス。2,400年の時を経た今もなお哲学・自然科学の分野で参照され続けるには絶対何か理由があるはず。それが知りたくて、「魂について」(邦訳題は「心とは何か」講談社学術文庫)の予習としての意味も込めて本書を購入。
アリストテ...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年08月10日
こちらも10年前に読んで以来、久しぶりに引っ張り出してきた。アリストテレスは形式論理学を作った人であり、本来ならもっと尊敬すべきなんだけど、私は理念先行のプラトンの方が好き。だって、アリストテレスは完全に科学者/技術者なカテゴリの人なんだもん(昔はそんな区別はなく、学問をする人はみんな「哲学者」だっ...続きを読む
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