教養としての官能小説案内

教養としての官能小説案内

715円 (税込)

3pt

美少女から人妻、熟女、女教師、くノ一に尼僧。少年ものに性豪もの、凌辱系から癒し系まで――官能小説の世界は、人々の想像力を喚起し股間を刺激するために多種多様な作品が淫らに咲きほこっている。戦後の官能小説史を辿り時代を築いた巨匠たちの名作と骨身を削って生み出された表現技法を紹介しながら、その秘密に迫る。

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教養としての官能小説案内 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    十年一日のごとく見えて、社会の変化を取り入れている官能の世界の面白さを垣間見られた。ジャンルが多様で非常に奥が深いと感じた。

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    2013年02月10日

    Posted by ブクログ

    [ 内容 ]
    美少女から人妻、熟女、女教師、くノ一に尼僧。
    少年ものに性豪もの。
    凌辱系から癒し系まで―官能小説の世界は、欲深い読者たちの嗜好に応じて多種多様なジャンルの作品が淫らに咲きほこっている。
    人びとの想像力を喚起し股間を刺激するために…。
    こうした百花繚乱の表現世界は、いかにして形成され成

    0
    2014年10月30日

    Posted by ブクログ

    大人の日記を書いている僕としては読まずにいられない本でした。「教養」という文字が僕に自信を与えてくれました。おかげでレジでは堂々と綺麗な女性店員さんに表紙を向けて差し出すことができました。

    さて、内容ですけど2部構成でして、僕は第1部の「官能小説の歴史」が大変興味深く読むことができました。第2部は

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    2010年07月30日

    Posted by ブクログ

    本書は、官能小説研究の第一人者である著者が、

    官能小説について概観する著作です。


    2部構成を取っており、

    1部では、川上宗薫、藍川京さん、中村嘉子さん、草凪優さんなど

    代表的な官能小説作家を紹介し、官能小説の変遷を追うとともに

    そこに描かれた社会や家族、男女の姿を検討します。

    0
    2010年06月27日

    Posted by ブクログ

    官能小説評論家 永田守弘氏による官能小説の歴史です。第1部では、官能小説の変遷を追いかけながら重要な作家の紹介とその当時に流行(?)していた性癖についてまとめられています。第2部では、官能小説のジャンル分けについてまとめられ、それぞれの代表的な作品や作家が短いですが紹介されています。抜粋ではあります

    0
    2018年06月27日

    Posted by ブクログ

    官能小説という分野を、2つの視点から説明している。第1部は歴史の流れを追う。第2部ではジャンルの細分化を試みている。
    性を超えて、文学として語ることは可能であるか?疑問を持つ。男女が持つ、本能をそのように表現すれば良いか?性交の描写の技法やタイトルは様々に工夫されている。嗜好と創造は方向性を持つのだ

    0
    2013年10月17日

    Posted by ブクログ

    官能小説の歴史と代表作家のカテゴライズで終始。引用箇所が偏っていて筆者の趣味嗜好が伺われる。ある意味定点観測で作家の違いと特徴がわかる仕掛けにはなっているのが良いとは言えるが、そもそも現行作家の中では大した違いはない。団鬼六、宇能鴻一郎のような飛び抜けた特色と文体はむしろ何も規制のない現代であるにも

    0
    2021年05月04日

    Posted by ブクログ

    日本の官能小説の歴史を綴った本。キワモノ常套と読んだがキワモノでした。
    しかし真面目にプレイ内容解説されると勉強になる部分もある。気がする。

    0
    2014年01月03日

    Posted by ブクログ

    さらっと読める。
    新書にありがちな構成ではあるが、官能小説からの引用や第二部の考察に関しては大変興味深い。

    0
    2012年02月12日

    Posted by ブクログ

    全体は大きく2つの柱に沿って構成されている。
    1つは官能小説の歴史であり、全体のだいたい7割くらいを占めている。
    歴史的な変遷や、それに伴う作者の紹介が行われているがやや短調で退屈な部分があることも否定できない。
    ただ、戦前、戦後に摘発を逃れる工夫の中から、今の多様な表現が生まれた、というくだりは面

    0
    2011年12月03日

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