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ビジネスでも趣味でも、絶えず新しい知識や技術の習得が人生を豊かにする。そのために必要な上達術を認知心理学に基づいて紹介する。
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Posted by ブクログ
努力の仕方を学び、効率よく上達する日常的にできることを学ぶ 〇上達を積み重ねていくと、ある日突然、ものの見え方が変わるという経験をする。(p4) ☆自分の好きなもの、のばしたいものを見つけて、それを極める。 今の私・・ ①習字 その中でも筆ペン はがき ②社会のしくみ 地理 日本 上達とは 〇本...続きを読む書で上達というのは、ふつうの生活をしている私たちが、人並みの適性のある技能に、そう無理ではない練習量で、まあまあ一人前のレベルに達しようとする過程。(p23) 〇上達すると運動機能や認知機能に質的な変化が起こる。そしてその変化は未学習の状態には戻らない可逆的な変化なのである。(p30) 初級者から中級者へ 〇勉強のやり方は、勉強を始めたら、自分で分かるようになってくる。 ☆とにかくはじめてみる。というか、人それぞれあった方法があるのだろう。まず、①入門書を読む②わくわくする。 〇技能の習得は、技能の構成要素を有意味処理する能力の向上を伴いながら進む。 ☆つまり、技能を習得する時に、今まで何も感じなかったことが、コード化される。で、記憶へと進んでいく。 コード化→言語化。 〇忘却は、学習から24時間後、72時間後、そして、6~7日後に大きく生じる。(p50) ☆だから、練習の頻度を決めることが大切。著者の意見は、①週2回。あと大切なのは②場を決める③得意を見つける。 〇アイコニックメモリ、ワーキングメモリ、長期記憶(p63) ☆アイコニックメモリは、「生の記憶」見たまま、聞いたまま。これを揮発させないために、覚えておきたいことはワーキングメモリへ入れる。容量は7チャンク~9チャンク程度。このワーキングメモリで繰り返し取り出されたり、入れたりしたものが長期記憶に入る。 中級者から上級者へ ノートをとる 〇実際には、どの人も、習った日には大急ぎで帰宅して、忘れぬうちにノートに書き留めるのである。(p134) ☆動作や所作は、記録しにくいが、その言葉のないところに自分なりに言葉を作っていく。 技能→コード化→言語 〇一の量の経験をしても、それを二の量、三の量にするように工夫するのが上達の要諦である。ノートは、それを可能にしてくれる。 ☆やはり記録。
なんとなくで捉えてる上達について言語化していて今後の何かの練習の際に活きそうな内容 自分はあるスポーツで上級者の立ち居振る舞いを見ているので上級者の特徴にはかなり頷かされた コードとチャンクという言葉を選んだのは素晴らしい ここで一気に技術の捉え方が変わった
中級者から上級者になるための上達を説いた本。 私が先輩たちに経験談で上達について説いてもらっていたことが、 この本のおかげで収束できた感じ。 中級者から上級者になるために、認知構造の変化が必要 脳内のワーキングメモリの限界と、如何に効率よくそのメモリを使うことができるか 技能をコード化し、コード化...続きを読むした技能を言語化する 一旦自分の個性を暫定し、そのことを追求する それを繰り返す そうすると鳥瞰できるようになる 省察的実践家 体験を経験にするプロセス 言葉で表せないことをメタファで表すこと 認知と記憶の構造に変化が起こり、記憶や思考の効率が高い状態になるプロセス脱皮
Posted by 読むコレ
あいうえお
まず、記憶の仕組みと上達した状態について説明。ワーキングメモリでの処理を軽減するために、多くの知識や動作をまとめて処理(コード化)することによって、高い能力を発揮することができるという説明がわかりやすかった。 これを基に、得意なものにこだわり中核を形成する、理論書を読む、深い模倣や暗唱をする、イメ...続きを読むージトレーニングをする、達人に学ぶ、類似の知識・技能について関心を持つなどの上達の方法論を展開。これを理解することによって、テレビなどで紹介される各界の上達者がどのように上達したかのエピソードを、体系化して理解することができるようになった。 また、上達するステップやスランプの対策やプラトーについて触れているのも役立つ。 タイトル通りの内容がきちんと整理されて説明されており、学ぶことが多かった。 上達と記憶の仕組み ・忘却は、学習から24時間後、72時間後、6〜7日後に大きく生じる ・知識には、言語で表すことができる宣言型知識と、技能の習得による手続き型知識がある ・記憶の種類 アイコニックメモリ(感覚記憶):生の記憶を数百ミリ秒だけ貯蔵する ワーキングメモリ(作動記憶):7〜9チャンクの容量、数秒が限界 長期記憶:ワーキングメモリでリハーサルが繰り返されたものを貯蔵する ・チャンク:まとまった意味を表す単位 ・スキーマ:知覚、認知、思考が行われる枠組み。コードシステムに動作の調整機能や五官の感覚が付与したもの ・コード化:ワーキングメモリを通過するための形式化 上達した状態 ・宣言型知識と手続き型知識が豊富に蓄えられている ・貯蔵された知識を効率よく検索できるように、インデックスがシステマチックに形成されている ・ワーキングメモリに余裕のある状態を維持するために、多くの知識が少ないチャンクで表される状態にある 上達の方法論 ・鳥瞰的認知を高める:得意なものにこだわり中核を形成する。ノートをとることによって記憶し、言葉で表すことによって想起し、反復することができる。概論書を読む ・理論的思考力をつける:理論書を読む(未熟者こそ必要) ・精密に学ぶ:ひとつのものを深める。対象を変えて精密練習を繰り返す。深い模倣(写文など)や暗唱をする ・イメージ能力を高める:イメージトレーニング、他者に感情移入する、良い作品を見る ・達人に学ぶ:スキーマに触れる、会う、話す ・コードと知識を拡大する:他者の仕事・方法に学ぶ。広域的知識を獲得する。類似の知識・技能について関心を持つ。歴史的経緯を学ぶ。辞書を使う スランプの対策 ・肉体疲労や生理的飽和が原因ならば、休息をとる ・心理的飽和が原因なら、何か別のことに関心を向ける能動的休息をとる。基礎的な知識や技能の反復を続けてスキーマを維持すれば、それまで気づかなかったことを発見し、新鮮さを感じることができる ・プラトーの時期には、知識の整理、技能の安定化、技能とコードの連合強化(一連の動作をひとつの技能として記憶する)、チャンク容量の拡大、コードシステムの高度化を行っている ・すでにできるようになっている技能を少ない負荷でできるようにすることが、スランプ脱出の目標 上達するステップ ・反復練習をする:自分のコードシステムをチェック、強化、類縁関係の連想を豊かにする ・評論を読む:評論を読んで追体験することによって、自分の知識に評価スキーマを生じ、一貫性を与える ・他者の作品に感情移入をする ・大量の暗記暗唱をする:コードシステムを強化できる ・一定の期間それだけを集中して行う ・いい道具を使う ・明確な部分的目標を持った独自の訓練をする ・何もしない時期を活かす:睡眠による情報の整理、休むことによるコードやスキーマを整理して一貫性を高める
2025年3月28日、メルカリに新着で「勝ち目を見抜く力 チャンスに全ベットして18歳で億万長者になった話」を出品した人が出してる本はだいたい投資・マネー関係だったからチェックした。300円。→ これは中級者以上向けらしいが、停滞などを言語化するのに役立つらしく必要性を感じた。書店で見た事ないが、隠...続きを読むれた?名著なのではないか。
初心者がこれで伸びますとか、ラクな近道教えます、という本ではない。中級者が上級者の境地を得るための学び方。ある程度のところで伸び悩みを感じている人、上達の感覚を言葉化して整理・納得したい人向けかも。読んで楽しいかはともかく、役立つ部分はありそう。
上達という行為は、知覚情報の処理の繰り返しにより、その情報をコード化して知識と蓄え、再び同じ状況に出くわした際に、コード化された知識を呼び覚まして対応する過程で、知覚情報のコード化とアウトプットの体系化が進み、情報に対する処理能力が上がる状態のことを指す。本書では、初級者、中級者には見られない、上級...続きを読む者ならでは特徴について事細かに説明されている。こうした特徴を知っておくことは、自身の上達度合いの客観的な評価に使えると感じた。 勇気づけられるのは、上達の法則は普遍性があるものとして説明されている点。すなわち、何らかのスキルにおいて上達した経験は、他のスキルの上達にも活かせるということである。このことを知っておくと、人生を有意義に送ることができそうだ。
物事を上達するための方法と考え方。わかりやすい。 中級から上級になるために、以下が大事。 感情を込めて練習する。 得意な方法で攻める。一点突破から。 ノートを取り、振り返る。 概論書から理論書を読む。 一つを深める。 模倣や暗唱をする。 英語なら、一つのテキストを用いて、その中の表現を暗唱する...続きを読むくらい練習する。その際に場面を想像しながら、感情込めて練習。 一日の練習や仕事を振り返る、日記を書く。英語で書く。その表現の細部を時々、辞書や参考書で確認して、補強する。 文章作成スキルを高めるなら、好きな作家の文章を模写。作者の気持ちを想像しながら。
読んでいると努力しているのになかなか上達していかない、もどかしい感覚を呼び起こされる。 上級者、中級者、初級者というおおざっぱな分け方でそれぞれのレベルにおける対象への感覚や感情を、豊富な例をもって説明してあるのでなんとなく「そういう感じだよね」といった読み進め方ができる。 ただしどうすれば上達...続きを読むするのか、ということが明確に書かれているようでそれほど実際的でも理論的でもない。そのように無理矢理に理論にまとめていないので冗長にも感じるが、こういった内容の方が「もどかしさ」からの脱却ができて自分は好きだ。
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