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Posted by ブクログ
シンプルに面白かった。好き。大好き。
いつも知識に重点を置きがちで、小難しい作品を選ぶ傾向にある。だからこそ読書本来の楽しさを思い出せた本だった。定番や王道をセンスで唯一無二にしている。古い小説のはずなのに、古さどころか近未来を感じる。ワクワクする。幼い頃の夢とかきらきらを形にしたような作品。そんな中に風のように軽やかな皮肉があるのが好き。軽いブラックユーモアは後に引きずらず楽しめる。数ページの世界観に毎回引き込まれて楽しかった。読後感は、遊園地で一日遊び回った気分。
特に好きなお話
「天国」ワルツのように軽やかな皮肉。好き。今ある幸せを大切にしないとね。
「ピーターパンの島」現実に向き合って一生を生きるか、幸せな夢のまま終わるか。とても考えさせられた。
「エル氏の最期」エル氏の考え方がとても好き。
「薄暗い星で」ひとりぼっち惑星を思い出した。退廃的で寂しい。自分の大好きな物たちをもっと大切にしたいと思った。
Posted by ブクログ
『ピーターパンの島』
•社会不適合の子供を殺す話として読んだ。
•当初は「本当に妖精が見える子供たち」の話だと思ったが、
実際は「妖精の存在を信じ込む子供=障がいを持つ、あるいは社会不適合と見なされる存在」として描かれているように感じた。
•社会適合度が高まるにつれ、そこから外れるものを排除していく構造を描こうとしている作品だと思う。
•ただし、子供を集めて爆破するという結末は単純で悪趣味に感じた。
•それまで子供たちの純真さが丁寧に描かれていた分、その落差が強すぎる。
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『殺人者さま』
•初めての独白形式の作品。
•オチが弱いと感じた。
•「知らず知らずのうちに人を殺していたかもしれない」という読者への跳ね返りを狙っているのだろうが、インパクトが足りない。
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『肩の上の秘書』
•肩の上のオウムが、本音を社会的に無難な言葉へ翻訳してくれる設定。
•結果として、全員がコミュ障になってしまった社会が描かれる。
•十分あり得そうな未来像だと感じた。
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『もたらされた文明』
•地球の「悪(窃盗)」が他の文明にもたらされる話。
•ヨーロッパの大陸征服で病気が持ち込まれた歴史と重なる。
•悪意も文明とともに伝播する、という感覚に共感。
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『薄暗い星で』
•ロボットの墓場を描いた話。
•強い寂寥感がある。
•個人的にとても好きな作品。
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