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Posted by ブクログ 2011年10月02日
柳澤桂子さん・・・私がまだ学部生そして修士だった頃、著書を読みとても共感をしてました。でも、数年前に読んだ「生きて死ぬ智慧」の著者と同一人物だと知ったのはつい最近のことでした。
卒論と修士論文は遺伝子工学に関するものでしたので、放射能・放射線についての遺伝子・DNAの影響は知っているつもりでいまし...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年05月15日
本書は1988年、1986年4月のチェルノブイリ原発事故の後書かれ、2007年に文庫本として出版された。
原子力問題で一番の悪者は誰でしょうか?
原子力を発見した科学者でしょうか、
原子力発電を考案した人でしょうか、
それを使おうとした電力会社でしょうか、
それを許可した国でしょうか、
その恐ろし...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月24日
放射能が何故こわいか、わずかな放射線が生命にもたらす影響など、生命科学者によるわかりやすい言葉で綴られている。
すぐには症状が出なくても遺伝子が傷つき将来子孫に影響する可能性もあるという放射能。
架空の安全性の上に国の原子力計画は進められているという。
そして、放射性廃棄物処理の術を持たぬ人類...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年11月29日
放射能に対して、漠然とした恐れがある中で、
どうせ恐れるなら正しく恐れたいと言う思いから、読んでみました。
放射能は、DNAを傷つけ、傷ついたまま子孫に受け継がれ、この傷が何代も蓄積していくと言います。
どんなに科学が進歩しても、人間のすることに完全と言うことはないのに、こんな恐ろしい原子力政策...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月11日
遺伝子は体内でどのような働きをしているのか、胎児の発生はどのように進むのか、放射線の電離作用とは何か。このような根本的なところから、放射能がなぜ生命にとって危険なものなのかを平易なことばで簡潔に解説してくれています。
放射能汚染の時代に暮らす私たちに対してのみならず、将来の世代にまで生命の危険をも...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年04月13日
チェルノブイリの事故を受けて生命科学者が書いた本。地震による原発事故の可能性にも言及している。
記憶している以上に原発事故が多いこと、危機一髪な状況を何度も繰り返してきたこと…そして、いま。わたしたちは、なぜ学ばないのか、変わろうとしないのか。代替案を提示しない感情的な文体に疑問を感じるところもあっ...続きを読む
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