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Posted by ブクログ 2018年05月06日
川本耕次氏が身を置いてきた昭和(戦後)のエロ本出版業界の歴史をまとめたもの。同じような内容が繰り返されたり、文章が独特でじゃっかん違和感を持ちながらも、普通には見ることの出来ない世界の事が書かれており、面白かったです(臨場感があるとも言えますが…)。戦後の風俗史としても、大衆に一番身近だったものなの...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月02日
自販機本『少女アリス』について、多くを割かれて書かれている。この雑誌が70年代後半から80年にかけて写真、漫画の世界でサブカルチャーを牽引してきたことは事実だ。桜沢エリカ氏のコラムと漫画はなかなかの秀悦なのであった。発売日に自販機の前に列が出来たという伝説がある。まさか、そんなこともあるまいと思うが...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月17日
およそ資料などが残らない業界なので、そこで働いていた筆者による貴重な記録。一般的な認識とは異なり、ヤクザ屋さんは儲からないからビニ本には手を出さない、ヤクザ絡みの裏本はどこで出しているのだかまったくわからないが、ビニ本は奥付に責任者の住所氏名まで出しているのだから、取り締まってくださいと言っているよ...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年08月16日
いわゆる
「エロ本」と呼ばれるポルノ雑誌。
大人は眉をひそめたり、欲望を抱えて、子供は好奇心丸出しで手に取るもの。
今やネットにお株を奪われたかも知れないが、手を替え品を替え、きっとこの手の本は生き残るに違いない。
読み始めるとすぐに違和感を感じた。
それは、「だ・である」調と「です・ます」調が混...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月03日
文末の統一感がなく読みにくい文章ではあるが、これが著者・川本の文体の特徴なのだろう。むしろその読みにくさが内容のアンダーグランド感を際立たせているかもしれない。
内容的には、自販機本がハード側の制約で版の大きさやページ数が決まっていたこと、ビニ本と裏本の違い、そうした本屋がAV業界に発展できたか出...続きを読む
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