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Posted by ブクログ 2021年02月04日
名前を知っているだけの旧ソ連の歴史や指導者たちについて
その善悪も入門レベルで知ることが出来るように思う。
”悪”とみなされることの多い旧ソ連。
結果としてうまくいかなかった事実は揺るがないが、
民意を汲み取ろうとし、民意に応えようとした事実もまた揺るがない。
教科書だけでは分かりえない一国の歴史の...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月10日
淡々と中立的にソ連の通史を扱う。極端な事例からは教訓を多々得ることができる。現代日本にあまり引きつけすぎるのは良くないものの、いくつかの点では非常に示唆的だった。本当にソ連というのは、理想社会だったのだなあ、ということが強く残った。共産主義自体は日本以外のどこかでまたやってみてもいいんじゃない?とは...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年03月04日
[壮大なる実験を振り返って]間違いなく20世紀の「主役」の1つであろうソ連。その誕生から崩壊までの出来事を、内政的にも外政的にも網羅的に記述し、なおかつイデオロギー色に過大に左右されない評価を下そうと試みた作品です。著者は、ソ連史を専攻し著書・論文ともに数多く手がけている松戸清裕。
まだ崩壊から...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月21日
1917年のロシア革命で実権を握ったソビエト社会主義共和国のレーニンが中心に社会主義革命を進めていく。思い半ばで亡くなりスターリンが後を継いで進めていくが、第一次、第二次世界大戦の疲労で計画通りには経済が回らなかった。また国営のコルフォーズ、ソフォーズも計画は達成できずに食料不足から餓死者まで出てし...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年01月10日
本書は、所謂“政治史”、“外交史”というような分野に止まらず、“経済史”、“社会史”とでもいうような分野に関して詳しい。それが興味深い。
「過ぎ去った体制(=ソ連)に関して読んでも…」と切捨てず、本書に付き合う価値は存外に高いように思う。現在、“ソ連”が語られる場面は非常に少なくなっている訳だが、...続きを読む
Posted by ブクログ 2017年01月31日
「ソ連」という言葉。懐かしくないですか?
1972年生まれの僕としては、17歳くらいまで存在した国。有名だった国。
そして、忽然と無くなっちゃった国。
「戦争と平和」を読んだり、ドストエフスキーは読んだりしたのですけれど、「良く考えたら、詳しいことは全然知らない」と思って、ふっと衝動買い。
著者の松...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年03月04日
北海道学園大学法学部教授(ソ連史)の松戸清裕(1967-)によるソ連内政史の概説。
【構成】
第1章ロシア革命からスターリン体制へ
第2章「大祖国戦争」の勝利と戦後のソ連
第3章「非スターリン化」から「共産主義建設」へ
第4章安定と停滞の時代
第5章「雪どけ」以後のソ連のいくつかの特徴
第6章ペレ...続きを読む
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