半七捕物帳 巻の一

半七捕物帳 巻の一

小説・文芸
4,840円 (税込)

24pt

4.0

「捕物帳の古典」といわれる半七捕物帳全篇を網羅した全6巻。化政期から幕末期にかけて、半七老人の功名談の数々を江戸の風俗を織りまぜて描く。事件現場を彷彿させる地図、町奉行や庶民の暮らしがよくわかる詳解付き。第1巻には「お文の魂」「石灯籠」「勘平の死」「湯屋の二階」「お化師匠」「半鐘の怪」「奥女中」「帯取の池」「春の雪解」「広重と河獺」「朝顔屋敷」「猫騒動」「弁天娘」の13話を収録する。

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半七捕物帳(全六巻) の一覧

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1~6件目 / 6件
  • 半七捕物帳 巻の一
    4,840円 (税込)
    「捕物帳の古典」といわれる半七捕物帳全篇を網羅した全6巻。化政期から幕末期にかけて、半七老人の功名談の数々を江戸の風俗を織りまぜて描く。事件現場を彷彿させる地図、町奉行や庶民の暮らしがよくわかる詳解付き。第1巻には「お文の魂」「石灯籠」「勘平の死」「湯屋の二階」「お化師匠」「半鐘の怪」「奥女中」「帯取の池」「春の雪解」「広重と河獺」「朝顔屋敷」「猫騒動」「弁天娘」の13話を収録する。
  • 半七捕物帳 巻の二
    4,840円 (税込)
    「捕物帳の古典」といわれる半七捕物帳全篇を網羅した全6巻。化政期から幕末期にかけて、半七老人の功名談の数々を江戸の風俗を織りまぜて描く。事件現場を彷彿させる地図、町奉行や庶民の暮らしがよくわかる詳解付き。第2巻には「津の国屋」「山祝の夜」「鷹のゆくえ」「三河万歳」「槍突き」「お照の父」「向島の寮」「蝶合戦」「筆屋の娘」「鬼娘」「小女郎狐」「狐と僧」「女行者」の13話を収録する。
  • 半七捕物帳 巻の三
    4,840円 (税込)
    それは姿ばかりの秋であった……。あざやかに描き出される江戸の春夏秋冬。「捕物帳の古典」半七捕物帳の第3巻。「化銀杏」「雪達磨」「熊の死骸」「あま酒売」「張子の虎」「海坊主」「旅絵師」「雷獣と蛇」「半七先生」「冬の金魚」「松茸」「人形使い」「少年少女の死」の13話を収録する。
  • 半七捕物帳 巻の四
    4,840円 (税込)
    日本橋の鍋久に美しい嫁が来た。穏やかな江戸の暮しと怪事件。半七捕物帳の第4巻。「異人の首」「一つ目小僧」「仮面」「柳原堤の女」「むらさき鯉」「三つの声」「十五夜御用心」「金の蝋燭」「ズウフラ怪談」「大阪屋花鳥」「正雪の絵馬」「大森の鶏」の12話を収録する。
  • 半七捕物帳 巻の五
    4,840円 (税込)
    「捕物帳の古典」といわれる半七捕物帳全69篇を網羅する全6巻。化政期から幕末期にかけて、半七老人の功名談の数々を江戸の風俗を織りまぜて描く。事件現場を彷彿させる地図、町奉行や庶民の暮らしがよくわかる詳解付き。第5巻には「妖狐伝」「新カチカチ山」「唐人飴」「かむろ蛇」「河豚太鼓」「幽霊の観世物」「菊人形の昔」「蟹のお角」「青山の仇討」「吉良の脇指」の10話を収録する。
  • 半七捕物帳 巻の六
    4,840円 (税込)
    「お話はまずここらでお仕舞でしょう」と、半七老人はひと息ついた。「これに幾らかの潤色を加えると、まったく面白い小説になりそうですね」と、わたしは云った。――半七捕物帳全編を網羅する最終巻。「歩兵の髪切り」「川越次郎兵衛」「廻り燈籠」「夜叉神堂」「地蔵は踊る」「薄雲の碁盤」「二人女房」「白蝶怪」の8話を収録する。

※期間限定無料版、予約作品はカートに入りません

半七捕物帳 巻の一 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    シャーロック・ホームズもそうですが。
    原初、オリジナル、先駆者、パイオニア…そう言った作品に独特の、風格というか、大人の雰囲気っていうのがあります。
    細かい、飽きさせない芸とか、どぎついツカミとか、引っ張りとか、業界ものみたいな詳しさとか、そういうことではなくって。
    実に堂々とゆったりと。そして、その舞台の街の息遣いが聞こえてくるような、ハっとするような瑞々しさ。

    半七捕物帳。岡本綺堂。恥ずかしながら初めてでした。

    「面白いよ」と、前々から聞いていて。
    渋好み、歴史時代小説通、近代日本文学好き、読書マニア…そんな人たちから、評判は聞いたり読んだり。
    電子書籍になってるので、ふと読んでみました。

    江戸の岡っ引きの「半七親分」。幕末に活躍した設定。
    仕組みとしては、明治に入ってから、とある青年が、老人・半七から往時の話を聴く、というスタイルをとっています。

    ちょっとおどろどろしい趣の話がありつつ、人の業というか、欲と色との破滅劇を淡々と見守る視線。
    池波正太郎さんに受け継がれたんだなあ、と感じました。

    幕末の江戸時代の、街の匂いというか、風俗が、実に気負わず、するっとさらっと、味わいたっぷりに書かれています。
    むしろその、市井の人々の名も無き背中のぬくもりを感じるのが、いちばんの魅力とも言えます。

    無論のこと、岡本綺堂さんはシャーロック・ホームズなどを意識して書いて居るのだと思います。
    そうなんだけど、それが見事に、江戸の街中に溶け込んだ感じが。
    当時のロンドンと、勝るとも劣らぬ大都会だった江戸。
    そんな微妙に、自分の親、祖父母、故郷を、ささやかに密やかに誇らしく愉しむような、そんな読書でした。

    渋い。








    ※
    以下、各話の個人的な備忘録。


    ###################

    ●お文の魂
    女好きの悪党坊主がいた。
    ある奥方様と幼い娘が、言いくるめられた。
    草草紙に出てくる「おふみ」という女の幽霊が出るぞ、出るぞ、と。
    信じ込んでいた母娘を、半七が助ける。

    ●石灯籠
    死んだはずの娘が、屋敷に戻ってきた。またいなくなった。
    石灯籠の足跡?から、身軽な女が化けている、と暴いた。
    犯人は軽業師の女。

    ●勘平の死
    素人芝居で忠臣蔵。
    勘平自害の場面で、若旦那が本当の刀で切腹、死んでしまった。
    恋敵になっていた使用人が、刀を入れ替えていた。

    ●湯屋の二階
    湯屋の二階、という、喫茶店とキャバクラの間みたいな場所。
    そこに入り浸る謎の武士たち。
    実は、敵討ちの使命を帯びた不良侍だった。

    ●お化師匠
    若い娘をいじめ抜いて、「お化け師匠」と呼ばれる中年女が死んだ。
    蛇が首に巻きついていた。
    犯人は、若い娘の恋人の男だった。

    ●半鐘の怪
    半鐘が勝手になりだす事件があった。
    犯人は猿。
    犯人と誤解された不良少年がいたずらしたりして、混乱した。

    ●奥女中
    大名の奥方様。娘が死んだ。気が触れた。
    よく似た町娘を拉致して、身代わりにしていた。
    それを知った悪党が、成り代わってゆすろうとしていた

    ●帯取の池
    心中の男女。
    女が死んでから、男は怖くなり、帯だけもって逃げ出して、
    池に帯を捨てていた。

    ●春の雪解
    妾が、恋敵を殺していた。
    きっかけは、盲人が「あの家はなんとなく怖いから」と。


    ●広重と川獺
    武家屋敷の屋根に少女の死体。
    鷲が運んでいた。

    川獺がヒトを襲うことがある。
    川獺に襲われた人が、自分の女の間男に襲われたことにして、訴える。
    川獺があがって、それが露見する。

    ●朝顔屋敷
    子供の塾のようなところ。大身の息子が、ひょんなことからいじめに合う。
    それを回避するために、登校拒否。
    神隠し、ということにして屋敷内に隠れていた。
    渡り中間みたいな悪党がそれをネタに金を取っていた。

    ●猫騒動
    猫好きな老女が、近所に責められて猫を手放す。
    だが、猫が乗り移ったようになり、殺される。

    ●弁天娘
    金持ちの商家の娘が、使用人とデキていた。
    遊びで針をついて、男は病死。
    ネタにゆすられて金を払う娘の両親。
    ゆすった悪党の女は、亭主も殺す。

    0
    2016年06月23日

    Posted by ブクログ

    捕り物帳では,古典中の古典と若干敬遠していたけれど,読みやすくてびっくり。90年以上前に書かれたとは思えない。歯切れのいい江戸言葉が心地よい。

    0
    2013年04月08日

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