現代語訳 福翁自伝

現代語訳 福翁自伝

770円 (税込)

3pt

『学問のすすめ』『文明論之概略』などを著し、慶應義塾の創設にも力を尽くした近代日本最大の啓蒙思想家・福澤諭吉。激動の時代を痛快に、さわやかに生きた著者の破天荒なエピソードが収められた本書は、近代日本が生み出した最良の読み物のひとつであり、現代日本人が生きる上で最高のヒントを与えてくれるだろう。

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現代語訳 福翁自伝 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2024年03月19日

    福沢諭吉の自伝。学問のすすめがなんとなく硬い印象を持っている人はぜひ読んでほしい。

    日本の一万円札の人だから、ではなく単に面白い伝記として読んでほしい。もちろん偉人なので人生の教訓にもなる部分もあるが、天の上の人ではなく、同じ人間として捉えることができるようになると思う。

    福沢諭吉のファンになる...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2024年03月14日

    最後までとても面白く読めた。
    福沢諭吉という人がどんな人物だったのか、けっこう理解できたのではないかと思う。本人が書いたものだから、うそではなく真実が書かれたものと思う。彼がいかに自由に自分に正直に生きて、物事を成し遂げてきたか、かなり理解できたのではないかと思う。「学問のすすめ」も機会があれば読ん...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年05月08日

    とても面白く一気に読めた。福沢諭吉の封建的な考えに囚われることなく、自由奔放・清廉潔白に育った性格と、東洋学問ではなく、数理・事実に基づく西洋学問の将来性を見抜く先見性という、福沢諭吉の卓越した個人的資質に思わず目がいきがちだが、その自由な発想を理解し後押しした母・お順、そして規律と自由が調和した校...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2021年04月28日

    今まで自分は福沢諭吉のことを慶應義塾を建てた人間だということしか知らなかったが、この本で福沢がどんな人物で何に興味を持っているかという人物像を知ることができて面白かった。
    個人的には学問のすすめより面白かった。
    他の作品も読んでみたい。

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    Posted by ブクログ 2020年11月26日

    福澤諭吉が還暦を超えた頃に人生をざっくばらんに振り返った本。全体の20%は酒の話。
    特に中盤で禁酒を誓った福澤が、友人に「キツい我慢はよくない」と唆され煙草を吸い始めた挙句に禁酒にも失敗し、ただの大酒飲み&ヘビースモーカーに成り下がった話は涙なしには読めなかった。

    気難しそうな顔からは想...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年01月07日

    齋藤孝氏による現代語訳版です。
    齋藤氏自身も、この本は座右の書に挙げており、非常に
    頻繁に彼の著作の中でも紹介されています。

    福沢諭吉氏が死の3年前に発表したこの自伝は、「学問
    のすすめ」にも通じる、今こそ日本人がもう一度見直す
    べき気骨に満ちあふれています。

    日本人必読の一冊です。

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    Posted by ブクログ 2018年11月13日

     福沢諭吉が65歳になって書いた自伝。若い頃は、無茶苦茶をしつつも一本筋の通った厳格さを備えていたことがわかる。当時の様子のわかる貴重で面白い一冊。
    「「義士は本当に義士なのか。それとも不義士なのか」と議論が始まる。すると私は「どちらでもよろしい。義でも不義でも。君が義士と言えば、僕は不義士にする...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年07月09日

    福沢諭吉の自伝、現代語訳版。
    まず単純に面白い。
    あっけらかんとしていて自尊心にあふれ、卑屈なところがない福沢青年の大胆な行動、巻き起こる事件...
    そもそも世の中が大きく動いていた時代に、その急先鋒にいた人物の自伝である。面白くないわけがない。
    そして読み物としての面白さとともに、
    大人物かくある...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年04月08日

    福澤諭吉がこんなに酒飲みで、色々悪い事をしてたのを初めて知れた本。「学問のすすめ」とは全然色が違い、小説のように読める本。

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    Posted by ブクログ 2013年08月29日

    前回から翻って、こちらは日本の一万円札の顔
    ご存じ福沢諭吉の自伝である。

    本書は現代語訳であり、非常に読みやすくなっている。
    また、訳出する箇所を選んでいるため、分量も新書サイズにまとまっており読みやすい。

    以前、私は原文のほうにチャレンジしがあったが
    漢字やかなの使い方が現代語とは異...続きを読む

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