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Posted by ブクログ 2020年07月28日
大澤武男氏による、ヒトラーのナチ・ドイツの重要人物の簡略な列伝的な概説書。ヒトラーのナチ党立ち上げから第二次世界大戦のヨーロッパ戦線の終結に至るまで基本的に時系列に沿いながら、側近たち、従者、愛人などの果たした役割や彼ら、彼女らに対するヒトラーの思いや言葉、後世の評価などをおりまぜうまく一冊の書物...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年04月29日
ヒットラーの個人独裁の政治は狂気に満ちているように思われますが、ヒットラーを支えた側近たちが非常に優秀であった反面、肝心なところでヒットラーの命令の前ではイエスマンでしかなかったのが悔やまれるところです。特に軍部の将軍達の態度は政治に隷属し過ぎて、ヒットラーの狂気をそのまま冷酷に実行してししまうとい...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月20日
ヒトラーとナチス・ドイツのことは、授業で習った以上には知っていた。
ヒトラーがあれほどの権力を握るために、
側近たちが果たした役割は大きい。
それ以上に、あれほどの事をやらかした裏にも、
側近たちの存在も非常に大きい。
イエスマンばかりの側近たちに囲まれて、
ヒトラーは優越感に浸っていたのだろうか...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年12月25日
ヒトラーが政権を取るまで、ミュンヘン一揆で投獄され、議会に進出して総統になり、第二次世界大戦が始まり、戦局が悪くなってから暗殺未遂で狙われ、最後は地下壕で自殺するまで、というヒトラーの生涯にだいたい沿う形で、ヒトラーが頼りにした人物、関係が深かった人物を取り上げた本。「ヒトラーの側近」以外にも、例...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年08月24日
礼儀正しい、孤独な、挫折感、そんな独善的な一人の人間が、彼に召命的なものを感じた周囲の人たちの支援や献身により、独裁者になっていく過程を時系列にまとめている。
世界大戦後の天文学的賠償額やインフレとかで、高まったままの国民の不満が渦巻く中で、42歳の首相や30代の閣僚に期待するものがあったのだと思...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年07月29日
ある組織で、有能な部下に恵まれ有能な指導者が成功し、そして独裁し、徐々にイエスマンだけが残り、最後は惨めに終わる。
この歴史が常に繰り返されてきた。歴史という記述から学ぶことはできるが、自分と同時代の人々の現実として、日本の多くの企業の中で同様のことが起こるようになって久しい。私自身もこの十年くらい...続きを読む
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