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数と人間文化の関係を身近な例で解明。
ベストセラー『数え方の辞典』の著者による、数と文化、数と人間心理の関係をめぐるエッセイです。語呂合わせで数字を覚えるのは日本人だけ? 女が相撲の土俵に上がれない理由と「数」の関係は? 親の七光りはなぜ「7」なの? ヒット曲「千の風になって」が「万の風になって」だったらヒットした? 四択問題でいちばん正解率が高いのは何番? 二千円札が人気がない理由はなぜ? などなど、具体的で身近な例を挙げて、数が決して無味乾燥なものではなく、日本文化や人間心理と深く結びついていることを、わかりやすく肩の凝らない文章で解き明かします。
Posted by ブクログ 2012年11月24日
数のサブリミナル効果、名付けて「数リミナル効果」について取り上げた本です。薄いけど色々「ほ〜」となることが書いてあって、興味深かったです。
数リミナル効果には音と形の二面があって、和語読みと漢語読み、アラビア数字と漢数字でも印象が違います。
タイトルが象徴的ですが、例えがとにかく共感しやすかったのが...続きを読む
Posted by ブクログ 2015年01月20日
タイトルが面白そうだったので読んでは観たものの、日本人が抱いている特定の数(特に3、8)に関して、表記法にも触れながら考察しているのは興味深かったが、タイトルに有るアイドルのウエストが58センチという都市伝説的な問題に関しては、8への意識との関わりを説くだけで掘り下げ方が浅いように思い、ちょっと期待...続きを読む
Posted by ブクログ 2011年12月10日
タイトルの「軽さ」からはおよそ思いもつかない、言語学、日本語学の本と言えよう。いずれも数字にまつわる話題に終始するのだが、「数リミナル」というサブリミナルをもじって著者が造語したこの言葉がなかなか面白い。
同時に読み進めていた「人生になやんだら、日本史に聞こう」と文中でリンクした一節があって、この件...続きを読む
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