無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで200万冊以上配信中!
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
銀色夏生さんの日々の暮らしエッセイ、18巻。
今回の巻では、銀色さんが落ち着いた感じになってきたなぁ、というのを特に感じました。
子育て中は子供と意見が合わなかったりストレスもあったり、もちろん嬉しいこと楽しいこともたくさんあるのですが、特に銀色さんが今まで気にされていたカーカちゃん(お嬢さん)との関係が、よい距離感になって自然体になっているのが伝わってきました。
保護下というよりも、それだけカーカちゃんが大人に近づいてきたからでしょうけれど。
最近のこのシリーズの中では、一番作者銀色さんの「ゆとり」が伺えます。
一般的に人は、若い頃のほうが物事に対してシビアだったり許せない部分が多かったり、何かにつけ感情的になることが多いんですが、もうそういう時期を乗り越えられていて、オトナの目線で静かに物事をとらえられている印象でした。
子育てもそうですけれど、親や身内の介護もそう。
今号ではありませんが、お母様の介護記「ばらとおむつ」にもありましたが、そういった経験を重ねると物事を見る目が次第に変わっていくのではないでしょうか?苦労をただ、苦労とだけしか感じない方もいれば、苦労の中から何かを学ぶ方もいらっしゃる。銀色さんご本人が意識されてるわけではないと思いますけど、銀色さんは苦労も人生の糧や学びにされて、気負いすぎることなくゆるやかに生きてらっしゃるという気がします。
一時期の銀色さんには、激しくはないけれど何処かクールなナイフのような一面もありましたけど(批判の文章などで感じたイメージ)それが段々まるくなっていらっしゃったといいますか……どんどん悟られているような感じが。(あくまでも個人的な印象ですので。ファンの方&銀色さんすみません)
闘うというか、怒りが含まれる文章って、やはり読んでいると疲れるんですよ。そういうのがなくなってきて、すごく肩の力が抜けた暮らしぶりが文章から溢れています。生活が楽しそうなんですよね。草取りは手作業でやったほうがいい、それはなぜか?などのあたりも、哲学につながる部分を感じて思わず付箋でチェックしてしまいました。
そろそろカーカちゃんも独立ですね。
さくぼうも段々オトコノコらしくなってきてるし。
19も本日発売だそうで。楽しみです。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。