無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで100万冊以上配信中!
Posted by ブクログ 2021年08月08日
先進国の技術転換とともに、途上国の状況に適した〈適正技術〉が必要であることを、インドネシアにおける排水処理やバイオマスエネルギー開発の実践をふまえて、今後の望ましい技術のあり方と、それを含む代替社会の方向性を探っている。著者のすごいところは、石油会社に勤務しながら、自分の時間でNGOの活動を始めてい...続きを読む
Posted by ブクログ 2023年01月13日
石油会社で生成部門などの仕事をしながら、NPO法人でインドネシアでの技術提供に尽力してきた筆者がその体験から、それぞれの社会状況に応じた「あるべき技術」と、持続可能な消費社会の姿を提言する。
「途上国」と言われているインドネシアの人々の生活ぶり、特に「自分で作れるものは自分でなるべく作る」様子に触...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月04日
インドネシアでの実践を例に、途上国での適正技術、あるいは先進国での代替エネルギーなどを論じている。個人的には、研究や専攻の関係から、第4章が琴線に触れる部分が多かった。
①「適正技術を考える」(p38)
現在世界を悩ます社会問題の多くは、先進国の達成してきた発展の仕方がもたらしてきた。そして、そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2013年01月21日
先進国と途上国との間に横たわる埋めがたい技術格差。今、求められているのは、先進国の技術を途上国にそのまま移転するというものではなく、近代技術の反省を十分に踏まえた途上国それぞれの条件に応じた開発。著者はインドネシアにおいて嚇々たる実績を残しており、まさに論より証拠を実践している。非西欧社会でありなが...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年09月30日
シューマッハの「スモール・イズ・ビューティフル」は学生時代にこれをメインにした講義があって、本も読んだから懐かしい。本書でもシューマッハのことが取り上げられている。
筆者のインドネシアでの実践をもとに、適正技術とは何か、先進国と途上国とは何かといったテーマが論じられている。
しかし幸福って何だろうな...続きを読む
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。