ひさし伝

ひさし伝

2,640円 (税込)

13pt

4.0

作家を志していた父。浅草のストリップ劇場での芝居への開眼。こまつ座旗揚げ、小説への執念――演劇、文学、ドラマ、三つのジャンルにわたって精力的な創作活動をする一方で、戦争、憲法、国家、農業、水などの問題について真摯に発言しつづけた井上ひさし。膨大な資料を駆使して、〈ひさしワールド〉を多角的に照らす。

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ひさし伝 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2012年10月26日

    これは「ひさし伝」というより井上ひさし文学の評論集と言ったがいいかもしれません。

    しかし労作です。たとえば井上ひさし全仕事という全集をつくるとすると、ひょっこりひょうたん島から組曲虐殺までゆうに百巻は越すでしょう、史上最多巻の全集となるはずです。再読するだけで二年はかかったでしょう。

    とにかく、...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月09日

    山形の小さな町から湧き出でた言葉の泉が戦後という時代を流れながら、井上ひさしという大河になる物語です。コント、TV台本、歌詞、小説、戯曲と言葉の流域を広げていった人ですが、自分の言葉を文字にして書きつけることより、人の声にして放つことを大切にしていたような気がします。だから小説より戯曲という一回性の...続きを読む

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月15日

    ひさし文学の全貌を知るにはとても詳しい案内書になる。井上ひさしの人間としての生活という点からは少し物足りないが、紛れも無い労作である。

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月07日

    ひょっこりひょうたん島」が死んだ人、死んだ子供たちの話だったと知って吃驚! 井上ひさしの本はかなり読んだと思っていたが、まだまだ読んでない本がたくさんあった。読み続けていきたい。芝居も機会があれば見続けていきたい。精神のリレーを繋いでいきたい。

    0

    Posted by ブクログ 2012年08月11日

    この戯作者が生きている
    その時代に間に合ったことが
    たまらなく うれしい

    そして
    その戯作者が逝ってしまったことが
    たまらなく 悲しい

    ていねいに
    たんねんに
    ゆっくり
    じっくり
    井上ひさしさん の
    六千万歩
    を 辿ってくれた
    労作

    0

    Posted by ブクログ 2012年09月02日

    「ひょっこりひょうたん島」「ネコジャラ市の11人」「ブンとフン」「下駄の上の卵」「偽原始人」「モッキンポット師の後始末」「青葉繁れる」「四十一番の少年」そして「十二人の手紙」。私が観たり読んだりした井上作品はざっとこんなところだった。いつだったか、講演会を聞きに行ったこともある、オーストラリアの人々...続きを読む

    0
    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2012年08月12日

    井上ひさしの故郷である山形新聞の記者であった著者が膨大な資料を駆使してひさしの生涯を書き尽くす.引用文が多すぎるのが玉にきずだが仕方がないか.

    0

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