虚夢
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虚夢

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通り魔事件によって娘の命は奪われた。だが犯人は「心神喪失」状態であったとされ、罪に問われることはなかった。心に大きな傷を負った男は妻とも別れてしまう。そして事件から4年、元妻から突然、「あの男」を街で見たと告げられる。娘を殺めた男に近づこうとするが……。人の心の脆さと強さに踏み込んだ感動作。 (講談社文庫)

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虚夢 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    薬丸岳さん、やはり読ませる。重くて、苦しくなるのだけれど、やめられない。通り魔的犯罪の小説なのだが、背景が描かれている。
    人の心の弱さと強さ。憎しみ、優しさ、愛。人に危害を加える時、その心の奥にあるものとは、いったい。

    刑法39心身喪失者は罰せず。罪に問われない加害者と被害者の心。重い内容なのだが

    0
    2025年11月05日

    Posted by ブクログ

    通り魔事件が起き、娘の命は奪われた。
    しかし、犯人は精神障害で心神喪失と認められ、罪には問われなかった。
    その後、三上孝一は妻と離婚し、無力感に苛まれながら数年を過ごす。
    だがある日、元妻は再び娘の命を奪った犯人を目撃する。
    三上たちは、その男に近付いていく。


    通り魔事件の加害者は心身喪失で無罪

    0
    2025年06月27日

    Posted by ブクログ

    心神喪失での殺人をテーマにした作品
    罪を犯した人への対応やフォローはもちろん考え、整備されていると思う。でも殺された被害者家族の気持ちのぶつける先やそのフォローって考えられているんだろうか

    まさかのラストの展開も驚きで引き込まれた!

    0
    2025年05月13日

    Posted by ブクログ

    あぁ、やっぱり薬丸岳さんの作品だなぁーという感じ。被害者、加害者どちらの思いも伝わるだけに切なくなる。

    0
    2025年04月11日

    Posted by ブクログ

    読み進めるのが辛い本でした。
    しかしながらページを捲る手が止まらなかった…

    虚しい夢…信じたくない夢のことでしょう。
    物語は通り魔殺人が起きる雪の公園から始まる。21歳の若者の刃で、12人もが殺傷…愛する3歳の娘がナイフで殺され、妻も背中を刺されたが瀕死で何とか生き延びるが精神が崩壊してしまい統合

    0
    2025年02月27日

    Posted by ブクログ

    愛娘を奪い去った通り魔事件の犯人は「心神喪失」にて罪に問われなかった

    刑法第39条について扱った作品

    凄いお話しだった
    重い話なので前半はなかなか読み進められなかったが後半は一気読み
    被害者、加害者両側の視点から描かれていて色々考えさせられた

    0
    2025年01月13日

    Posted by ブクログ

    刑法39条“心神喪失者の行為は罰しない”
    犯罪を犯した精神障害者の責任能力の有無について真っ向から問題提議をする社会派ミステリー。

    『幼い娘を心神喪失者に命を奪われた。犯人は刑法39条により罪に問われなかった』

    刑法39条の違和感や理不尽さを被害者家族を通して表現しているだけでなく、犯人の精神疾

    0
    2024年09月25日

    Posted by ブクログ

    刑法39条、心神喪失者の行為は罰しない。自分の娘を殺されたにも関わらず、法律により裁かれることなく社会に出てきた犯人を追いかける夫婦の話。最後の奥さんの手紙の内容にはビックリした。確かに、心神喪失であるという状態を判断するのは非常に難しい事ではないか、と思う。この世の中にはやり切れない思いを抱えてい

    0
    2025年09月19日

    Posted by ブクログ

    薬丸岳さんらしく病んでいて好き。
    だが、なぜ藤崎は統合失調症になったのだろう…
    そこの原因が知りたかった。

    0
    2025年08月30日

    Posted by ブクログ

    実際に類似の事件が起こる度に同じ様な疑問を持ち、悩まされる。刑法三十九条の適用…罪に問えるか問えないか、その判断は正しいのか。
    この作品もスピード感があり一気に読めた。特にラストの展開にはかなり引き込まれた。

    0
    2025年07月26日

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