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福島原子力発電所で大変な事故が起きた。そもそもなぜ起きたのか、安全ではなかったのか。右往左往しているように見える現場では何が起きているのか。本当に大丈夫なのか。これからどう対処していけばいいのか。ブログにアクセス集中の専門家・武田邦彦氏が、緊急出版する原発事故の本当の問題点。「こんな非常事態だからこそ、原発問題に関する今までのタブーを表にすべきときです」と綴った衝撃の一冊。
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Posted by ブクログ
この本は読もう読もうと思って先延ばしにしていたものです。なぜ国は本当の事を公表しないのか。事故が起きた理由、何が問題なのか、放射線の影響は大丈夫なのか。これらの疑問に対してわかり易く書かれております。 この記事を書いているときに福島大一原子力発電所ではメルトダウンした燃料が地中にもぐりこむ「チャ...続きを読むイナ・シンドローム」直前の状態だったということを東電がようやく発表したのを聞いて『あぁ、やっぱりなあ』ということと、遅いよ…。という二つの思いが交錯しておりました。この本については今までずっと読もう読もうと思っていたのですが、ついあと伸ばしにしているうちに今に至ってしまいました。ですので少しここに記されている内容と現在の状況は変わってるかと思います。しかし、おおよそのところについては専門用語を出来るだけ使わなかったり、グレイだベクレルだというさまざまな単位も『シーベルト』に統一されてあって、その点では非常に読みやすく、今まで『専門家』たちだけのものであった原子力というものが言い悪いは別にしても、この本を読むことによってぐっと身近になったであろうと思っております。 僕が一番読んでいてショックだという箇所は、原発というものは震度5、ないし6で壊れてしまうように設計されているというところだ、というもので、今まで国が安全だ安全だと何十年にもわたって喧伝してきたことはいったいなんだったのだろうと考え込んでしまいました。この本にはその他にもあまり知りたくもないことが書かれていますが、ここに書かれてあることを知っておかないと、これから自分の身を守れなくなってしまったということにもやるせなさを禁じえません。
母がテレビでこの人の話を聞いて読んでみたいと言ったので入手し 先にパラパラっと流し読みした。 素人にもわかりやすく書いておられた。 かなりはっきりと持論を呈していたが これを信じるか検証するかは人それぞれ。 私は科学的知識や計算能力が欠けているので 極度に怖がらず頭に残しておこう。
東日本大震災後,東電福島第一原発の事故について言及された,おそらくもっともはやい段階での著作ではないかと思われる。著者は「安全な原発賛成派」とのこと。技術的には原発は安全であるという専門家としての意見をお持ちだが,その「安全性」が一定の仮定の上に成り立っているだけであり,「想定を超えた」事態に対して...続きを読むは,まったく無力であることが今回露呈された。「安全な原発はありうる」というのが著者の立場のようだが,地震国であり,管理能力が不足している日本の社会,行政,政治の状況にあっては原発を稼働させることは無理なのではないかとしている。
武田本ではじめて原発モノを購入しました!! 原発事故による放射能汚染は我々人間の身体、そして周辺の環境にどのような影響をもたらすのかということを、わかりやすく解説されています。
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原発事故 残留汚染の危険性
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