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幼子の名はミハル。産廃処理場に放置された冷蔵庫から発見された、物言わぬ美少女。彼女が寺に身を寄せるようになってから、集落には凶事が発生し、邪気に蝕まれていく。猫の死。そして愛する母の死。冥界に旅立つ者を引き止めるため、ミハルは祈る。「アミダサマ!」――。その夜、愛し愛された者が少女に導かれ、交錯する。恐怖と感動が一度に押し寄せる、ホラーサスペンスの傑作。
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Posted by ブクログ
ホラーサスペンスと言っても、純粋なホラーって感じやないな。 何か、じとっとした感じ… それも、ずっと… 年末の最後にこれ読んで、良かったんか…っと少し後悔せんでもないけど^^; 初夢の中身がロクなもんしか思い浮かばない… 主人公のミハル、冷蔵庫の中で発見される。 一度、死の世界に行ったのか、特殊な...続きを読む力を備えてる。 あかんで! 一度、冥土にいったモノを呼び戻すなんて! 怖すぎる… 何か呼び戻すしても、もう普通の状態やない! 伊弉諾尊(いざなぎのみこと)が、火神を生んだために病んで黄泉国に移った伊弉冉(いざなみ)尊を追っていく話を思い出す。 もう、黄泉の人の姿は! ぎゃー!! まぁ、この話自体は、お坊さんも出てくるし、阿弥陀さんやし、仏教なんやけど。 良いお年を!笑。
少女の力の解放をきっかけに、田舎町が少しずつ狂気に侵されていく。 現実世界がゆっくりと腐って、すえた臭いを放ちながらグズグズと朽ちていくような、不穏な描写が絶妙で頁をめくる手が止まらなかった。 仏教にさほど関心無くとも一気に読ませる暗黒の幻想世界。
まほかるさんは、人知を超えた「存在するもの」を書くのがうまいなあ。なぜか評価は悪いみたいだけど、人物の心理を丁寧にしっかりと書いているのが好きです。「文章力」という感じがする。
切なくて苦しい物語だった。 解説に、プロローグをどう解釈するかで印象が全く違うとあったけどまさにその通り。
2009年初版。著者の作品は5作目です。映像化されたものも2本視聴しました。全てに共通しているのは、全編にわたって湿った感じ。爽快感はありません。なんとも不愉快になります。否定しているわけではありません。それが著者の作品の好きなところです。この作品も人間の嫌なところを、ふんだんに見せてくれます。ただ...続きを読む、今まで読んだ作品の中では少し物足りなさが残ります。私にもう少し仏教的な知識があれば、もっと楽しめたのかもしれません。
まほかるさんの作品にはどれも特殊な感想を持ったが、今回はまずまず。 クライマックスの描写はいまいちついていけなかった。 え!?ここでそんなことしちゃうん?それはあかんやろー。っていうのは健在。 愛されることをしらず、愛に飢えた女の子の悲しい物語なのか?
まほかるワールドとも言える観念的な世界観の物語でした。そこに人間臭い登場人物の思いが交錯して物語が描かれています。人間の嫌なドロドロとした部分と物語の中心にいる少女ミハルの見ている世界の対比が生み出すホラーなのかもしれないと思いました。
沼田さん3冊目 そろそろ作者さんの癖をつかめるかな? これまでの2作はどちらもクセツヨな感じだったので、今回もそれ系かな?と思ってたけど、そんなことはなくクセややツヨだった。 仏教の用語や考え方とかが出てくるのだが、いまいちピンとこない。 多分、仏教に精通してる人や、俺と違って感受性豊かな人が読...続きを読むむと違った解釈になるのだろう。 と言っても、読みにくいことはなく、ガンガン読み進められたし、続きも気になるほど引き込まれた。 ただ、終わり方はモヤモヤ系。 好みは分かれるが、俺はちょっと苦手な感じ。 映画とかでもよくわからんまま終わって「ん?」ってなることがある。 『この作品は○○を表現していて、あの時の○○は××だからであり、△△ってことなんだよ』とか言われても、「いや、わかるかいっ!」ってなってしまうからなぁ…。 言葉で言わなくても通じるだろ!って熟年の老夫婦でしか通用しませんよ… 単に俺の理解力不足なのかも知れんが 沼田さん作品を3作読んで気づいたことは、ヤバい感じの女性が出てくることかな。 しかも、生々しくヤバい。 あと、ハッピーエンドなのかバッドエンドなのか考えさせられるって感じ。 今回はバッドエンド…なのか? やはりクセツヨだな。 でもこれがクセになる。 有意義な読書タイムをありがとうございました この読後感を噛み締めつつ アミダサマってタイトルのせいで、あみだばばあの歌が毎回頭に流れてましたわ…(笑)
生と死のかたちを捻じ曲げようとするミハルの力。 だんだんおかしくなっていく千賀子や町の人々の様子が恐ろしかった。
サスペンスよりホラー寄り
最初は事件か?と思いきやゾクゾクドロドロなホラー作品でした。他映画作品から入り3冊目に読んだかな? 徐々に来るホラー感で一気に読破しました。
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