捨て猫という名前の猫 柚木草平シリーズ9

捨て猫という名前の猫 柚木草平シリーズ9

803円 (税込)

4pt

「秋川瑠璃は自殺じゃない。そのことを柚木草平に調べさせろ」月刊EYES編集部の小高直海が受けた一本の電話。その事件とは、女子中学生が三軒茶屋の雑居ビルから飛降りたものだった。街を歩けば芸能スカウトが群がるような、人も羨む絶世の美少女は、なぜ場末の雑居ビルの屋上へ向かったのか? 柚木草平は鋭い推理を巡らせる。柚木を事件調査へと導く“野良猫”の存在。そして亡くなった少女の母親、彼女の通っていた原宿のアクセサリーショップの経営者……柚木が訪ねる事件関係者は美女ばかり。“永遠の38歳”の青春を描く長編ミステリ。

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捨て猫という名前の猫 柚木草平シリーズ9 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    12年振りのシリーズ最新作だそうです。
    需要のある時代になったので書いた、とのこと。
    男女の性差がなくなってきておるこのご時世、ダメなおっさんである柚木草平が若い女性読者のハートを掴むのだ。
    38歳という微妙な年齢設定に今更萌える。

    0
    2012年07月06日

    Posted by ブクログ

    柚木草平シリーズ、
    ルポライター柚木草平は、編集者の依頼により飛び降り自殺した女子中学生を調査することに。
    悲しい話だった。

    実業家で亡くなった少女の母親、少女の通っていた七宝焼のショップ経営者など、相変わらず美人で強い女たちが登場し、彼女たちに惑わされているようで自分を持っている柚木草平。
    とに

    0
    2019年12月26日

    Posted by ブクログ

    柚木草平シリーズ。長編作。

    相変わらず美女ばっかり出てくるけど、それはこのシリーズのお約束ということで。ちょいちょい美女との会話に浮かれて話が脱線してしまう柚木だが、私はその柚木の軽口がテンポ良くて、味もあって好き。ミステリとしてもちろん面白いけど、このシリーズはこの会話の掛け合いがあってこそ、と

    0
    2016年02月02日

    Posted by ブクログ

    柚木シリーズ久し振りの長編とのことでしたが、期待を裏切らない内容でした。
    でも麦ちゃんが舞台から消えるのが早過ぎたことが残念。

    0
    2014年10月22日

    Posted by ブクログ

     中学生が自殺する。そして「自殺ではない。柚木に調べさせろ」という電話が編集部にかかってくる。

     前の「誰も私を愛さない」もそうだったけど、大人の事情というか欲望というか、勝手に振り回される子供の悲劇なんだろう。冒頭の柚木と娘のやり取りが、普通ではないはずなのに、読み終わったとたん、普通に平和に思

    0
    2013年02月03日

    Posted by ブクログ

    中年青春小説か。ストーリーはデジャブ感があるいつもの内容だが、結局たいていの新刊を(最近は文庫で)読んでしまうのは、会話の妙というか、諧謔性を楽しむためなのかもしれない。万人にお勧めできるわけではないが、私はまた読んでしまうのだろう。

    0
    2012年12月03日

    Posted by ブクログ

    思った以上に大きな話になって意外でした。死んでしまった人は帰ってこず、物悲しさが残ります。シリーズもののようですが単品でも大丈夫。他の作品も読んでみたいと思いました。

    0
    2014年01月23日

    Posted by ブクログ

    2冊目の柚木草平。

    相変わらずののらりくらりとしたキザな会話、登場人物は癖のある美女ばかり。それも、みんなどこか歪んだ人ばかりで辟易します。

    柚木の推理、というか物語の展開が強引だと思う。違和感を感じるのはわかる。でも、思いつきとか勘だとか、○○は不自然だろう?→○○はありえない、という決めつけ

    0
    2012年08月26日

    Posted by ブクログ

    元刑事のダメ記者が、少女の自殺を追う話。
    話としては、無駄に長くてちょっとめんどくさいけど、主人公の会話が楽しい。登場人物全ての会話が楽しい伊坂幸太郎とは全然違うけど、それだけでも読む価値は有るかもないかも。

    0
    2012年04月25日

    Posted by ブクログ

    少女たちの強い絆が柚木に深い悲しみを背負わせる。
    ひっそりと身を投げた少女に何があったのか?永遠の38歳を描く、シリーズ最高傑作。

    柚木草平シリーズの新作待望の文庫化です。前作から12年ぶりの長編だそうです。(刺青白書は番外編という扱い)
    作品の時間軸としては、前作、「誰もわたしを愛さない」

    0
    2012年03月22日

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