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Posted by ブクログ 2023年01月04日
星新一さん、科学者のような視点から作り出すショートショート。吹き出してしまいそうなオチがあったり、心あたたまるエンディングであったり、とにかく楽しく読める。
特に気に入ったのは『処刑』。いつ死ぬかわからないのは玉が爆発する時をハラハラ待つのと同じ。いや、元気に生きていても手元にいつ爆発するか分からな...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年11月07日
NHKで星新一さん原作のドラマをやってたこともあり、影響を受けて『きまぐれロボット』以来読んでみた。
私事だけど、通勤がバスに変わってバスの中読むには短編集が時間的にちょうど良くて気持ちの切り替えに向いている。
星新一さんの本を読むたびに勤務地が変わったばかりのこの時を思い出すことになるだろう。
...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年06月29日
☆5では足りない面白さだった。
私のベスト本10冊を決めるとしたら、ランクインすると思う。
たくさんのメッセージと人間や世の中への皮肉がうんと込められていて、ズシンと心に残る。
それでいて面白くてユーモアに富んだストーリー。
たった数ページ、十数ページの短いストーリーでありながら想像もつかない展開。...続きを読む
Posted by ブクログ 2018年01月08日
アッと驚く大逆転が満載な42本のショートショート集。予想の斜め上を行く意外な結末であったり、我々が普段なにげなく信じている倫理・道徳であったり、日々の生活の中でスルーしている事柄であったり、そんな色々なものが、短いストーリーの中でひっくり返される衝撃たるや! そして作中で提示される逆転の数々は、いず...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年09月04日
私が星氏のショートショートと出会ったのは中学の教科書に収められていた「友好使節」だった。本書はそれを含んだ作品集で、実に切れ味鋭い作品が並ぶ。
特に「友好使節」から入った私はいわゆるアイロニックな笑いを求めた軽みが星氏の持ち味と思っていたが、本書に収録された「処刑」のストイックさと荒寥感に驚いた。氏...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年10月25日
今回は42編のショートショートが収録されています。
ただ「ようこそ地球さん」という物語はありません。
面白かったのは「桃源郷」「神々の作法」、個人的に好きなのは「蛍」「愛の鍵」「小さな十字架」「見失った表情」考えさせられるのは「テレビ・ショー」「処刑」「殉教」かな。
特に「愛の鍵」「小さな十字架」...続きを読む
Posted by ブクログ 2024年01月19日
この作品は「ボッコちゃん」と対になる、星新一の初期短編集であるらしい(あとがきより)
確かに、「星新一らしさ」が少なめのショートショートがあったり、ショートショートでまとめるには少し長い短編作品があったりと、まるでおもちゃ箱のような1冊。→
その中でも特に印象に残ったのは、「処刑」。
地球で罪を犯...続きを読む
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