ようこそ地球さん

ようこそ地球さん

935円 (税込)

4pt

文明の亀裂をこじあけて宇宙時代をのぞいてみたら、人工冬眠の流行で地上は静まりかえり、自殺は信仰にまで昇華し、宇宙植民地では大暴動が惹起している――人類の未来に待ちぶせる悲喜劇を、皮肉げに笑い、人間の弱さに目を潤ませながら、奇想天外、卓抜なアイデアをとりまぜて描いたショートショート42編を収録。現代メカニズムの清涼剤とも言うべき大人のための寓話集です。

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ようこそ地球さん のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    SFチックなショートショートでとても読みやすい
    星新一特有の世界観とその中にあるブラックな要素がクセになる
    昔の作品なのに今読んでも色褪せない

    0
    2023年03月09日

    Posted by ブクログ

    星新一さん、科学者のような視点から作り出すショートショート。吹き出してしまいそうなオチがあったり、心あたたまるエンディングであったり、とにかく楽しく読める。
    特に気に入ったのは『処刑』。いつ死ぬかわからないのは玉が爆発する時をハラハラ待つのと同じ。いや、元気に生きていても手元にいつ爆発するか分からな

    0
    2023年01月04日

    Posted by ブクログ

    NHKで星新一さん原作のドラマをやってたこともあり、影響を受けて『きまぐれロボット』以来読んでみた。
    私事だけど、通勤がバスに変わってバスの中読むには短編集が時間的にちょうど良くて気持ちの切り替えに向いている。
    星新一さんの本を読むたびに勤務地が変わったばかりのこの時を思い出すことになるだろう。

    0
    2022年11月07日

    Posted by ブクログ

    本屋さん巡りの最中にプレミアムカバーの綺麗なブルーが目に入って、そういえば星新一って読んだことないなと思って購入。
    全体的に皮肉めいているけどコメディ的な皮肉から切ないものまでさまざまな雰囲気の作品が楽しめる。
    以下個人的にお気に入りだった話(目次順)

    ・天使考
    …お役所仕事の天使たちって発想がま

    0
    2025年11月04日

    Posted by ブクログ

    最初に読んだのは小学生くらいだったと記憶している。年齢制限的な表現もあまりなく(あったとして直接的すぎる描写はなく)、一遍一遍がそれぞれ味わい深くもすっきりと読めて次はなんだ、次はどうだと止まらなくなる中毒性にやみつきになったものだ。

    大人になって読み返すと大体の登場人物たちとの年齢が近くなった〜

    0
    2025年10月19日

    Posted by ブクログ

    「処刑」で、死刑囚に渡された爆弾が、目の前にあると気になるが地球では大掛かりでみんな気にしないだけで、いつあらわれるかわからない死を毎日原因を作りながら瞬間を作り出している、というような箇所で納得感があった。確かにいつ爆発するかわからない爆弾があったら死の瞬間を考えずにはいられないが、近くに実物とし

    0
    2025年10月02日

    Posted by ブクログ

    「ショートショート」というジャンルを切り開いた先駆的存在として広く知られている星新一の代表的短編集の一つが本書『ようこそ地球さん』である。
    本書には全42編が収められ、いずれも昭和36年以前に執筆された作品であるにもかかわらず、今日読んでも時代の古さを感じさせない点にまず驚かされる。

    収録作の中で

    0
    2025年10月01日

    Posted by ブクログ

    著名な作家さんと知りながら、今まで読んだことだありませんでした。

    バッドエンドのストーリーが多い「デラックスな拳銃」から始まり「殉教」まで42編の短編ストーリ
    巻末に昭和47年に著者による解説があり、これを読むと、当時の時代や風俗を感じました。
    当時は米ソの時代で核戦争の恐怖が色濃く残っていた時代

    0
    2025年04月30日

    Posted by ブクログ


    いつも思うが、閃きがすごい。
    お気に入りの章は

    空への門
    霧の星で
    早春の土
    ずれ
    愛の鍵
    小さな十字架
    見失った表情
    悪をのろおう
    復讐

    0
    2025年01月05日

    Posted by ブクログ

    本書に掲載されているのは全て昭和36年6月以前の作品だそうです。
    60年以上も昔といっても、原子爆弾は80年も前に作られているし、科学技術力は相当進んでいる。
    昭和36年4月にガガーリンを乗せたソ連の宇宙船が初めて大気圏外に行った。
    それから宇宙進出の競争が始まり、宇宙ものの作品依頼が増えたそうだ。

    0
    2024年07月13日

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