雷鳴

雷鳴

517円 (税込)

2pt

4.0

1918年、日本の支配下で貧困にあえぐ韓国・済州島。下級両班の娘で一八歳の李春玉は名門の尹家に嫁ぐ。彼女を迎えたのは10歳の幼い夫と、残酷な仕打ちをしてはばからない姑。耐え続ける春玉の前に運命を変える一人の男が現れる……。苛酷な時代と環境の中、懸命に生きのびようとする女性を描く、『血と骨』の原点となった傑作小説!

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雷鳴 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2017年08月15日

     済州島で暮らす下級両班(富裕層)の18歳の春玉は親が決めた結婚に不安を抱いていた。それは夫となる男がまだ10歳の少年だったからだ。
     両班の男性の冠礼式(成人式)は年々早まる傾向にあった。それは出世の階段を一日でも早く登らせるために、一日でも早く成人としての儀式を執り行うというためだったが、結果、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月06日

    韓国に戻るのも地獄
    日本に行っても果たして幸せが待つてるとも思えない
    日本統治下における苦難に満ちた韓国女性の生きざま

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    Posted by ブクログ 2013年06月29日

    梁石日は4冊目だけど今までで一番軽く読めた(内容は重いけれど)…のは電子書籍で読んだからか。済州島の歴史の一端が垣間見えた。春玉が大阪に渡ってどうなったのかが気になる。「血と骨」に続く感じでしょうか。再度読み返してみようと思う。

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