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Posted by ブクログ
”コズミック・ゼロ: 日本絶滅計画”清涼院流水著 文春文庫(注意:2012/05/10発売)
(2009/05発売文藝春秋単行本の文庫版。解説:森博嗣)
・・・日本から人がいなくなる!元日の午前零時、全国の初詣客が大量に消失し、同時に警視庁や県警本部が謎の集団に占拠された。それが日本絶滅計画の幕開けだった。計画を実行するのはそれぞれが特殊な能力を持った7人組“セブンス”とその配下達。リーダー・タクトの指揮の下、彼らは日本中の人という人を次々と、大量に消していく。
・・・パニック小説。
テロリストや各国の諜報員、首相や結婚を控えたカップルなど複数の視点で動く群像劇。
著者の作品で言うとデビュー作の”コズミック”よりは”カーニバル”に近いイメージがあります。
”コズミック”+”カーニバル”+ディーン・R・クーンツ(著者の敬愛する作家)といった形でしょうか。
”カーニバル”では個々の事象の謎は大雑把でしか明かされてませんが、こちらは一応、方法が示されています。
(説明がされていない細々した部分も人海戦術でなんとか可能と思わせられる。(笑))
非常にまとまりがより作品でした。
・・・とはいうものの、過去作品(”コズミック””カーニバル””彩文家事件”etc)の様に読後にブン投げたくなるような小説かと思っていたので、読後感がいまいち。
唯一のツッコミどころは大量のテロリストの引き入れ・育成に無理がありそう、というところだけ。
もうちょっとブッ飛んだ感が欲しかったですね。
まぁ、読後に暴れたくなるような作品を期待するのもどうか、とも思いますが・・・。
Posted by ブクログ
ある年の大晦日、初詣に集まった人たちが次々に消え、警視庁、県警本部などもあっという間に何者かに占拠されてしまう。どうやらセブンスと呼ばれる7人組が主な犯人グループのようだが…。このままでは日本から本当に人っ子一人いなくなるのか。こういう話だと、よくあるのは犯人グループに立ち向かおうとするヒーロー側が出てくるのだが、この小説はちょっと違う。日を追うごとに、あっという間に沢山の人が消える。そのとんでもないスピード感に圧倒される。そして裏切り者は誰なのか。最後に笑ったのはとんでもない、思いもよらぬ人物だった。映画で観たい作品でもある。
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