地下水は語る 見えない資源の危機

地下水は語る 見えない資源の危機

836円 (税込)

4pt

3.2

井戸水や湧き水として身近な地下水。都市化の中でその大量利用が続いた結果、地盤沈下や湧水の涸渇、新たな汚染が発生している。世界の穀倉地帯には、農業用水の危機も迫る。日本の事例についてさまざまな障害がどのように発生するかを解説し、これからの地下水とのつき合い方を、資源・環境・文化の面から考える。

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地下水は語る 見えない資源の危機 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2013年11月10日

    地下水は語る-見えない資源の危機』

    2013年10月04日 06時34分53秒 | Weblog


    守田 優著『地下水は語る-見えない資源の危機』。「地番沈下」、「湧水」、「地下水の環境」と続く。

     東京大学の中の構内に戦前から設けられていた、深さ380メートルの実験用の井戸が、あった。...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月06日

     その昔、手塚治虫の漫画『ブラック・ジャック』にて、地下水を組み上げすぎたためにデパートが倒壊するというエピソードを読み、地下水と建造物の関連が気になり、読んでみた。
     
    はじめに
     地下水を組み上げすぎると地盤沈下が起きてしまう。日本においてこの事が最も注目されたのが60〜70年代であるが、この傾...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年11月04日

    大自然のメカニズムとは、実によくできているものだと、改めて感心する。しかし、地球に本来備わっているこの絶妙ともいえる水の循環システムに、人間は自らの利便のため都合の良いように手を加え、多大なるダメージを与えている。
    工業や商業地域の拡大、地下交通網の新設・延長、上下水道の整備、減反政策による田んぼの...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月30日

    序文が一番面白かった。20世紀は化石燃料の時代で、21世紀は地下水の時代。石油が枯渇だなんだと言っている場合ではなく、地下水の心配をせよ、と。
    特定の地域に限った話ではなく、地球規模で地下水の枯渇が問題なのだとか。枯渇だけでなく地盤沈下の問題もある。
    本書は、地下水について日本での事例などを紹介して...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2012年07月02日

    漠然とした地下水の知識しか持ち合わせていなかったので、あらためてしっかりと理解できました。
    地下を掘れば、単純に飲料用としての地下水が出てくる・・・というものではないのですね。
    福島原発事故による地下水汚染が心配されますが、複雑な構造が逆に汚染を免れることができるようです。
    懸念は残りますが・・・・...続きを読む

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