心の病 回復への道

心の病 回復への道

836円 (税込)

4pt

3.6

職場で学校で、大きな問題となっている心の病。なぜ人は心を病むのか? どのような対処が適切で、回復には何が必要なのか? チームケアに取り組む精神科医が、身近な具体例と共に、精神障害者のおかれた歴史、精神医学の最新知見や、日本・世界の新たな潮流を紹介する。ハウツーにとどまらず、心にしっかり効く一冊。

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心の病 回復への道 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ

    精神科の抱える患者の疾患の本質、それを扱ってきた医療や地域、回復に向けての試み。

    新書という啓蒙書の形で、総合的に触れているので非常に読みやすいとともに全体像を理解するには良い本だと感じた。

    内容は6章に分かれておりまとめると、
    1章 精神疾患とは何かについての概論
    2章 日本での精神病院などの

    0
    2015年10月22日

    Posted by ブクログ

    尊敬する野中先生の新書です。御自身の体験から、精神医療、保健、福祉についての歴史も含めて、わかりやすく解説され、特にリハビリテーションの部分は詳しく、最近のリカバリーな流れまで非常にわかりやすく述べられています。最後にチームワークで締められた部分も、チームワークをいかに作り維持するかが非常に重要であ

    0
    2012年11月08日

    Posted by ブクログ

    感想
    心の病との付き合い方。人の心の強さは関係ない。環境やその時の体調など要因が複雑に絡み合う。治療はその糸を一つずつほぐしていく作業。

    0
    2022年11月11日

    Posted by ブクログ

    精神科医による、一般向けの解説書。

    心の病を疑うべきはどのようなときか?
    初期対応としてどのようなことが考えられる?
    身体的な症状、主観的な体験、行動上の変化に異変が現れる。
    不眠、食欲不振。幻聴などの声が聞こえること。仕事などに集中できず、それまでと行動が違うこと。

    そして、重点的にページが割

    0
    2012年12月09日

    Posted by ブクログ

    心の病とは、脳の病である。
    改めてそう言ってもらえると、少しほっとする。

    世界と日本の精神保健システムについても最新情報で比較されてたり。
    精神疾患のなかでも統合失調症など重いものが中心。リハビリについてとても詳しく書かれている。
    アメリカや発展途上国における対処方法はすごいなーと。

    0
    2012年11月03日

    Posted by ブクログ

    4人のうち1人は心の病。そんな時代のようである。
    心の病への対応は国によって違うようだ。文化が違うということだろうか。昔だとアメリカは進んでいるけど日本は的な文脈になるが、日本には日本の良さがあるとうまくまとめている。
    イタコなんかは実は心の病の人などがうまく生きていくための術であったなど興味深い。

    0
    2012年08月17日

    Posted by ブクログ

    「生活が不便であるのは、多数派に合わせた社会環境になっているから・・」という言葉はなるほどと思いました。
    精神病理だけでなく、あらゆる障害もまた、治療の後に社会復帰するのではなく、障害と共に自らの人生を歩み出し、生涯に渡り「障害と付き合って」生きていく決断をしなければならないのだということなのでしょ

    0
    2012年06月26日

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