情事を告げる手紙

サラ・クレイヴン / 幸田育子

ケイトは人生に満足していた。小さなトラブルはあるものの、仕事は楽しいし、夫にも愛されて私は幸せだ――その矢先、差出人のない手紙が届く。「ご主人には愛人がいます」そんなはずないわ！激怒しながらも、不安が湧き上がってくる。そう言えば最近、会話がないわ。夫ライアンは作家として大成功している。お互い忙しすぎてすれ違いが多いせいだと思い込んでいたけれど。動揺したケイトは夫に探りを入れるが、それがアダとなり、夫婦関係はますますギクシャクして…。

• カテゴリ: 少女・女性マンガ
• ジャンル: 女性マンガ
• 出版社: SBCr
• 掲載誌・レーベル: ハーレクインコミックス
• 電子版発売日: 2012年09月07日
• コンテンツ形式: EPUB
• サイズ(目安): 81MB

[kana · ★★☆☆☆]

う〜ん

普通こんな事ないよね…
旦那が異常。奥さんがハラハラして具合悪くなっているのを嬉しく思ってるのが異常。
奥さんが許すのは漫画ですが…購入して失敗しました。

[G · ★☆☆☆☆]

イライラする夫婦。

この作品に関しては終始イライラしっぱなしでした。

売れっ子作家の旦那と仕事持ちの妻の話ですが、
ある日旦那が浮気をしている、との手紙を受け取った妻はそれまで自分が多忙のあまり旦那とゆっくりしていないと改めて気付いてその事で浮気をされたと思い、その手紙がきっかけで旦那の行動に不審を感じて探るようになります。

結末まで妻の行動や言動がしつこいけれど、愛人からの手紙の事をなかなか切り出せない妻にイラッとしっぱなしでした。
旦那の行動にも一つ一つに意味があったという事が、最後には分かりますが、ハッキリ言って旦那の妻に対する冷遇は読者でも頭にきましたので、そこまで冷遇されてるなら何故妻は別れるなり、言い寄られてる彼とリベンジ不倫をしないんだろうか？とも思いました。

妻も意地を張って旦那には問い詰めずに、コソコソと後をつけたり本当に出張か滞在先のホテルフロントに電話したりと、みっともなかったです。

結局は良い方向へと向かう夫婦でしたが、とにかくあまり好きになれない夫婦でした。